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イタリアの基本的な知識、大まかな地理のまとめ

   

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海外旅行へ行けない今こそ、地理をざっくり勉強し直しています。
前回は「(ざっくり)アメリカの都市」でしたが、今回は、「イタリア(北部)」です。

「『北部』といっても、どんな都市があるの??」などなど、基礎中の基礎をおさらいし直します。

超基本的な知識をおさらいして、ざっくり「イタリアってこんな国なんだなぁ」というのを掴んでいきます!

もくじ
1. 面積と人口
2. 代表的な海と島: シチリア島とサルデーニャ島
3. 首都ローマ
4. 気候、地形、自然
5. イタリア北部の主要都市
6. おわりに

1. 面積と人口

まずは、早速、地図を開いて、日本から西の方に目をむけてみます。
イタリアは、ヨーロッパの中でも、覚えやすい、すぐに目に入る国ですね。国自体が、ブーツ型で特徴的な形をしていますから、位置的には内陸国よりずっと覚えやすいです~。

さて。イタリアの面積は、外務省のデータによると、30.1万平方キロメートル
日本がだいたい37.8万平方㎞ですから、日本よりもやや小さいですね。ちょうど日本の4/5くらいの面積で、世界の面積ランキング(wikipedia)を見てみると、現在71番目に面積の大きい国、ということで…。
結構面積的には小さめの国です。

そんな中、人口は、資料によって2018年の時点で、6040~6060万人くらいの間。日本は2019年10月の時点で、約1.26億人だそうですから、ちょうど日本の人口の半分くらい、と覚えられますね。

まとめておきます。

面積: 約30.1万平方キロメートル (日本より若干狭い)
人口: 2018年、6040~6060万人 (日本の半分くらい)

ふむ。なんとなく「イタリア」の世界の中での立ち位置が見えてきましたね。
では、地理的な特徴としては、どんなものがあるんでしょうか?

2. 代表的な海と島

まず、イタリアの地図を見て誰でも気がつくのは、「海に面しているな~」ってことではないでしょうか。
そして、この海こそ、かの有名な「地中海 (英語ではthe Mediterranean Sea)」です。

…ということを踏まえて、地図を再度、見てみると…。

あれ。同じ場所なのに、「地中海」と表記してある地図もあれば、「ティレニア海」「アドリア海」なーんて書いてある地図もあるんですね。

一体、なんなんでしょう。

…結論から言いますと、「ティレニア海」も「アドリア海」も、どっちも「地中海」に含まれます
ティレニア海やアドリア海は、地中海の中の、海域の名前です。

「地中海」って言うだけだと、とても広いんですね~。
「東京都」だと広すぎるから、その中で一部の区域を指すために「渋谷区」があるのと同じだと考えれば、わかりやすいかもしれません。
「地中海」だと広すぎるから、その中の一部の海域を指すために「ティレニア海」や「アドリア海」というように名前がつけられているんですね。

なるほど~。
では、どの海がどこを指すの?っていう話。

位置的には、イタリア半島の西側、ブーツの先端側の海を「ティレニア海」。
ブーツのヒール側、細長い海が「アドリア海」。

そして、ティレニア海に面する、ブーツ先端の近くにある大きな島が「シチリア島」。地中海最大の島としても知られています。

そして、少し離れて浮かぶ、二番目に大きな島が、「サルデーニャ島」。イタリアはたくさんの島で構成されていますが、大きくて主だった島は、この二つです。

※ちなみに、サルデーニャ島の北側に、ぽつんともう一つ、大きな島がありますが、これは「コルシカ島(もしくはコルス島)」で、こちらはフランス領の島です。
そして、このコルシカ島とイタリア半島に挟まれた海のあたりは「リグリア海」と呼ばれます。
うーん。海の名前がたくさん出てきて、どっちみち一回では覚えられないので、今回は、「ふーん、そうなんだ」程度で。

代表的な島について、見てみましょう!

シチリア島とサルデーニャ島

イタリアの大きな島の2つに目を向けてみます、

シチリア島とサルデーニャ島ときけば、日本で知名度が高いのは、シチリア島の方ではないでしょうか。「シチリアンレモン」でおなじみ、温暖なシチリア島は、レモンの名産地です。

そしてもう一つ、シチリア島といえば、超有名映画「ゴッドファーザー」でも描かれています、マフィアの出身地です。

※ちなみに、「マフィア」とは?

『イタリアのシチリア島を起源とする組織犯罪集団である』(wikipediaより)

「ゴッドファーザー」の映画の中にも、シチリア島を訪れるシーンがありましたが、とってものどかで素敵なところに見えましたよ~。
(※あくまで、シチリア島の話です。ゴッドファーザーの映画の内容自体は、のどかさのカケラもない、のどかさとは対極にある感じですから、注意が必要です。とにかく、見ている間中、ヒィィィ!ってなっていましたが…。でも、良かったです…。とても良かった。すっごく余韻が残ります。名作だと言われる理由がわかりました…。
アルパチーノ、マーロン ブランド。パート2には、若き日のロバートデニーロも出ていました。かっこいい!)

そして、このシチリア島の東あたりの海は、『イオニア海』と呼ばれます。これも、今回は「ふーん、そうなんだ」程度で次に行きましょう。

では、サルデーニャ島は?

サルデーニャ島は、少しイタリア半島からの距離があることからもわかるように、イタリア文化とは少々違う、独自の民族文化がある島のようです。多くの民族衣装があることでも有名。
今は、海が綺麗な「高級リゾート地」としても有名な島ですが…

地理的にも、地中海の要所にあたることから、サルデーニャ島には、古くから様々な民族に侵略されてきた歴史があるそうです…。
高級リゾート地としての顔だけでなく、深い歴史がある島なんですね。
また勉強してみたいです。

さて、そんなサルデーニャ島の見所は、ビーチもそうですが、なんといっても「ヌラーゲ」と呼ばれる石造りの砦。巨石文明の遺跡が島中にあることで知られています!

いつか行ってみたいですね!

では、超~!ざっくりと2つの島について、見てみたところで、まとめておきましょう。

シチリア島といえば…
・レモンの名産地
・マフィアの生まれた土地

サルデーニャ島
・リゾート地として有名
・独自の民族文化が存在する
・巨石文明の遺跡「ヌラーゲ」が見所

シチリア島が特に、あまりにもざっくりしすぎていて、シチリア島に怒られそうです…。ものすごく魅力的な島であることは間違いないですし、そのあたりの知名度は十分高いので、大丈夫なはず(ごめんなさい)。

それでは、島から目を戻して、イタリア半島にいきましょう。

3. 首都ローマ

イタリア全体には、州が20州あり、県が107個あります。
州と県と、両方あるんですね。
さらに、県の下に、コムーネと呼ばれる「共同体」、いわゆる自治体のようなものがあります。
日本と違うので、ちょっとイメージが掴みにくいですが…

首都「ローマ」の説明を例にとって、見て見ます。

ローマ:「ラツィオ州の州都、ローマ県のコムーネの一つ」(wikipediaより)

ふむふむ。そんな風に言うんですね。

この「コムーネ」の成り立ちからも、イタリアの歴史を垣間みることができそうですが、歴史豊かなイタリア。歴史に首をつっこむと「ざっくり」では済まなくなりますので、今回はおとなしく、地理に戻ります。

イタリアの首都、ローマの人口は、イタリアで最も多い、約286万人。(2019年)

「ローマ」といえば、その美しさから、「永遠の都」なんていう風にも呼ばれます。
そして、なんといっても、かつて栄えた「ローマ帝国」が有名です。コロッセオを始めとする、古代遺跡がいたるところにある、歴史深い都。

「全ての道はローマに通ず」または、「ローマは1日にしてならず」なんて、ことわざでも有名ですよね。

また、ローマを舞台にした映画「ローマの休日」もあまりにも有名ですね。
ローマの街並みを垣間みることができる、素敵な映画です。
オードリーヘップバーンとグレゴリーペックが美男美女で、素敵なローマの街並みに映えるんですよね〜。

さらには、世界最小の国として、学校でも習ったカトリックの総本山、「バチカン市国」を有するのも、このローマです。
イタリアの「首都」であるローマに世界最小の「国」があるなんて、なんだか不思議な感じですね。

ローマは、一言では言い表せない都市ですね。

首都ローマ 「永遠の都」
かつて栄えた「ローマ帝国」: 豊かな歴史、古代遺跡
人口: イタリアで最も多い、約286万人(2019年)
カトリックの総本山、バチカン市国がある

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4. 気候、地形、自然

イタリア半島を地図で見ていると、南北に長いので、なんだか日本に似ているなァ、と感じますね~。実際、気候的に似ているようです。
四季の区別がはっきりしていて、日本と同じように(当たり前ですが)、北は寒くて南は暖かい!

そして、北の国境沿いには、アルプス山脈がそびえています。
そんなアルプス山脈などを源流として持つのが、イタリア最長の川「ポー川」。
イタリア語でも、”Po”と書くみたいです。Fiumeがイタリア語で「川」なので、Fiume Po、なんて呼ばれるようです。ポーって、なんだか、かわいい名前ですね。

このポー川を地図でみてみますと、フランス国境からアドリア海まで、イタリア北部を西から東へと横断しています。

このポー川流域に生み出されたのが、「ポー平野(パダーナ平野とも呼ばれます)」。
そして、この「ポー平野」こそが、現在イタリアでももっとも経済活動が盛んな地域。このポー川があってこそ、豊かな土地が作り出され、農業が繁栄し、そして、今はヨーロッパ有数の工場地帯を形成しています。

でも、「ヨーロッパ有数の工業地帯を形成している」と言われるだけじゃピンときませんよね。

順番に見ていきます。

ポー平野は4つの州にまたがる平野ですが、その州というのは、以下の4つ。

1. ピエモンテ州
2. ロンバルディア州
3. エミリア ロマーニャ州
4. ヴェネト州

なんのこっちゃ、どこのこっちゃ、さっぱり分かりません。横文字すぎて、長すぎて、名前が一つも覚えられませんね。

しかし!この4つの州で、何が生まれたのか?
見て行くと、誰もが知っているものばかりで、一気にピンときます。イタリアの裕福な地域、と言われているのも納得ですよ~。
順番にみていきます。

1. ピエモンテ州

ピエモンテ州の州都は、イタリア第四の都市「トリノ」です。
2006年に行われた「トリノオリンピック」でも有名ですね。

そしてなんと、このトリノは、あの世界的イタリア車ブランド、FIAT(フィアット)の創業の地なんです!
「Fiatって何?」という車に全く興味がない方も、街中で走っている車に今度目をこらしてみてください。時々「FIAT」とかいてある車が走っていると思います。それそれ、それですよ~。

なるほど!有名なイタリア屈指の「工業地帯」と呼ばれている理由も納得ですね。

2. ロンバルディア州

ロンバルディア州の州都は、イタリア第二の都市「ミラノ」。

そしてミラノといえば、いわずもがな、イタリアの有名ファッションブランドがたくさん生み出された街です。

プラダ(PRADA)、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)、ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)、ヴェルサーチェ(Versace)といった錚々たるブランドの本店がミラノにあるんですね。

ファッションの中心地、と名高い理由がわかります。

3. エミリア ロマーニャ州

エミリア ロマーニャ州の州都は、「ボローニャ」。

そして、ボローニャといえば…
高級自動車メーカー、「ランボルギーニ」の本社がある場所です!
創業者であるフェルッチオ ランボルギーニさんも、ここ、ボローニャ生まれですね。
(ランボルギーニって、人の名前なんですね。かっこいい名前だなぁ…。)

そしてさらにさらに、これで終わりではありません。
ここエミリア ロマーニャ州には、「モデナ県」があり、そして、そこには「マラネッロ」という街がありまして…
そのマラネッロこそが、あの高級車「フェラーリ」生誕の地です!なんてこった。

(ちなみに、私はフェラーリへの憧れが高じて、フェラーリのマークがついた、フェラーリレッドの派手なカバンを2000円くらいで買って、部屋に飾っていました。ものすごい目立つ。だいぶ妥協しましたねぇ。もはや車ですらありません。)

いつかマラネッロ訪れてみたい!フェラーリファンにとっては、聖地ですね!!

車ファンが泣いて喜ぶような高級車メーカーの本社を複数有するのが、このエミリア ロマーニャ州なんですね。

4. ヴェネト州

そして最後、ヴェネト州の州都はかの有名な水の都、ヴェネチア(ベネチア)です。ちなみに、英語ではVenice(ヴェニス)ですよ。

「ヴェニスとヴェネチアって違う街?」っていう人結構いますが、同じですよ〜。

別名、「アドリア海の真珠」。

ヴェネチアといえば、その干潟に、かつてヴェネツィア共和国が築かれ、世界屈指の海洋国家として繁栄した歴史を持ちます。そんな歴史や美しい文化財もあって、世界屈指の観光地ですね。

また、ヴェネチアの地理的な特徴といえば、「ラグーン(潟)の上に築かれた都市」ということで、この「潟」について語らないわけにはいきませんが、この「」って、難しい漢字ですよね。
日本語でも、パッと見て、意味がわかりにくいです。

そこで「潟」について調べてみると…

weblio 辞書より。

① 砂州または沿岸州によって海と切り離されてできた湖や沼。狭い水路で海に通ずるものもある。
②遠浅の海で、潮の干満によって陸地が現れたり水面下に隠れたりする所。干潟(ひがた)。

ものすごくざっくり言うと、潮の流れや風、河川によって運ばれた土砂がたまって、海から切り離されてできた、湖や沼。海から切り離されたといっても、狭い水路で海に通じているものもあるようですが。

そんな風にできた土地の上に築かれた都市なので、なるほど、水の都と呼ばれる意味もわかりますね。
また、北側には山が連なっているため、風が遮られて温暖な気候にも恵まれており、ワイン栽培などに適した土地のようです。

さらに、ヴェネト州には「ヴェローナ」という街もあり、こちらはかの有名な「ロミオとジュリエット」の舞台になった街だそうで、古代ローマ時代の遺跡が数多く残る街だそうですよ。
素敵だなぁ。

さらにさらに、「トレヴィーゾ」という街には、アパレル会社「ベネトン」と、電機メーカー「デロンギ」の本社があるようです。

地図にして、まとめます。

うーん、画像の字が小さくて見にくい。(ごめんなさい)

書ききれないくらい、たくさんの特徴がありました。一口に「北部」といっても、こんな風な位置関係になっていて、ここからあの世界的なフェラーリや、FIATや、PRADAなどを含めたイタリアンファッション、または「ロミオとジュリエット」が生まれたかと思うと、素晴らしいですね!

まだまだ、フィレンツェやナポリなど、今回触れられなかった有名都市がたくさんです!

6. おわりに

以上、ものすごくざっくり触れただけですが、長くなりました。

いつか、歴史ももっと勉強したいな〜。

また、イタリアの人たちはとても情熱的で知られていますが、南部に行けば行くほど、明るく陽気な気質の人が増えるらしいです(イタリア人情報)。北部の人は、比較的真面目な方が多いんだとか。

世界は広い。いつかきっと再び訪れることができるその日まで、わくわくした気持ちで勉強して、準備しておきたいです。

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