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テレアポが苦手でも、コツを掴めるか?検証【テレアポブログ】

      2021/10/18

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ひょんなことから、テレアポを5ヶ月間、することになりました。

テレアポ苦手でもなんとかなる?テレアポのコツは掴めるのか?

そんな疑問を抱える方へ、テレアポが超苦手な私が、5ヶ月にわたって実際に体験/奮闘して検証したブログです。
全6回です。

まずは、テレアポが超苦手という私のプロフィールを簡単に紹介させていただきます。
この記事を書いているのは、営業経験なし、テレアポのド新人。

読書大好き、一人でいるの大好き。
緊張しいで、人と話すのがあまり好きではありません。

中学生くらいまでは、話すのが特に好きでも苦手でもなかったのですが…
高校生くらい?の時には、話す時に「どもる」癖がついてしまっていました。
この「どもり」は、特に電話の時に発生することが多く、とっさに誰かに電話をかける時や、電話がかかってきた時に「こ、こ、こんにちは」のように、どもってしまうことが多かったです。
(会話の途中でも時々どもっていましたが…)

どもったとしても、上手に話せる方もいらっしゃると思いますが、私の場合は、どもった後になかなか言葉が出てこなくなってしまうタイプでした。
大人になり、学校という環境から解放されて大分と改善されたものの、今も話すのは苦手です。

さらに、日常生活の中でも、話し方が「棒読み」っぽい、と言われることがあります。

ということで…以上をまとめてみますと…

  1. 若干のどもり+言葉が出てこなくなることあり (特に電話)
  2. 人と話すのがあまり好きではない
  3. 営業経験0
  4. 話し方が常に「棒読み」っぽい

ふぅむ。
自分で言うのもなんですが、書いていけばいくほど、「テレアポ本当にやりたいの?大丈夫?」と言いたくなりますね。

無謀とも思えるテレアポへの挑戦。
知人に声をかけられて、何も考えずに(本当に何も考えずに)かる~い気持ちで「やるやるぅ」と、テレアポの地に足を踏み入れました。
在宅でできますしね。

ということで、前置きはこのあたりにして。
基本的にコミュニケーションスキル0の私が、テレアポのコツを体得していくことはできるのでしょうか。

今回は第一回目なので、初日の流れ〜学んだコツまでを書いていきます。

※余談ですが、テレアポ系の記事って、みんな超スーパー営業できるスーパーサイヤ人みたいな方の話がネット上でも多かったので…
全然そんなことない、スーパーサイヤ人どころかヤムチャにも勝てないであろう営業戦闘力しかない未経験者(私です)の経験談もあったら…?何かの役に立てるかもしれない!と思ったため、このブログを書いています。(ドラゴンボール知らない方にはわからない話ですみません)

テレアポが苦手なド新人でも、コツを掴めるか?検証する

私が5ヶ月間挑戦したテレアポは、とあるベンチャー企業のお手伝いでした。
テレアポといってもいろんなゴールがあると思いますが、私の場合は『社長とのアポ=会う約束を得る』のがゴール。

その会社は、まだまだ設立されたばかりですが、働いている方々がみんな大手企業で活躍されていた、優秀なキレ者ばかり。
間違いなく、多くの会社の、お役に立てるはずの会社だ!と確信。
だから、微力ながら、その会社を応援したいという気持ちがありました。(もちろん時給も欲しかったのですが笑)

儲かる会社が増えれば、日本経済の活性化に繋がりますしね!

ただ、それには「アポ」がいるのです。出会いが!!
最初のきっかけが必要!

そしてその「最初の出会い」を作り出すのが私の役割。
片っ端から電話をする。

早速始めたものの…

テンパりまくり問題

電話で話すのが苦手であることを、テレアポ初日に受話器を手にして初めて思い出しました。(遅)

そして案の定、最初の5件は真っ白になって、何も覚えていないくらいテンパってしまいました。
(あの時電話をかけた企業の方々に謝りたいです…本当に申し訳ありません!)

私の場合、毎回「甘くみてしまう」という悪い癖があります。
「なんとかなるでしょ」と言いつつ、なんとかならん場合が多い。

そもそもの準備として、両手を使いながら電話をかけられるようにするため、使うはずのヘッドフォンが全然機能せず(なんで?)。相手に声が聞こえない。

慌ててヘッドフォンを外したら、今度は少し遠くにあったBluetoothスピーカーに自動的に接続されてしまい、先方の声がそのスピーカーから聞こえ、私には全く聞こえないという始末。

席を立ち、慌ててスピーカーを切りに行くも、時すでに遅し。
先方には電話を切られてしまいました(当たり前ですごめんなさい)。

この日はテレアポ初日だったため、その日は私の対応を聞いて先輩がリモートで指導をしてくれていたのですが、その先輩もブチ切れるテンパリっぷりで、超怒鳴られる。(当たり前ですごめんなさい)

しかし、その先輩の怒りっぷりが超怖かったため、よりテンパるというまずいループに。

よりテンパった末、社長に繋がってもいないのに、なんと受付の女性の都合を聞いて、受付の女性のアポを取ろうとする始末。(新手のナンパ…?)

↑しかもこれも、「今、受付の人に予定聞いてたぞ」と架電終了後に先輩に言われて初めて気がつきました。そしてまた怒られる!(当たり前ですごめんなさい)

そんなこんなで散々な状態の中、怒鳴られながらも、ヒィヒィ架電。
その中で、少しずつなんとか「電話する」こと自体には慣れていったのですが…。

棒読み、営業電話問題

私の声を聞いていた先輩から、こう言われました。
すっごい営業電話っぽい」と。

これ、どういうことかというと…スクリプトを読んでいるのがバレバレなんですね。
ただただ「読んでいる」。

最初にも書きましたが、私は普段の会話から割と「棒読み」っぽい話し方をすると言われたことがあります。
どうも、会話の中で抑揚をつけるのが苦手なのです。

電話だと相手の顔が見えないので、余計です。
不安なのもあって、「相手と会話する」ということが抜けて、スクリプトを読んでしまう。
棒読みなので、相手には完全に不審がられてしまいますし、忙しい中電話に出ていただいているのに、これでは…。相手の方にも、失礼ですよね…。

もっと相手と会話をしろ。棒読みすぎる。スクリプトを読むな。
会話なんだから、固くなりすぎず、少し崩して。

と先輩がアドバイスしてくださったので、それを意識して、深呼吸をして、すぐに新たにトライです。

先輩からのそのアドバイスがぐるぐる頭の中で巡り、しかしまだ完全にテンパっている中で、出てきたのがこんな言葉でした。

「〜でございます」

「御世話になっております。
私、○○(会社名)の(名前)でございます!」
(やたら元気よく)

スクリプト上では、「(名前)と申します。」だったのに、「~でございます!」と、咄嗟に口をついて出てしまいました。
「少し崩せ」とは言われましたが、変に崩しすぎ。

これ、何が問題だったかというと…

めっちゃ「知り合い感」を醸し出してしまったのです。
でも、もちろん相手と面識もお取引もありません。
面識はなくても、会社同士のお取引が既にある場合はこう言う方も多いようですが、会社同士のお取引も勿論この時点で0です。

こうやって言われたら、大概の方は「あれ、この人と知り合いだっけ…」「取引先かな?」となりますよね…。

実際、先方は最初そういう感じで話を聴いてくださったのですが、一度私が「全く知らんやつ」だということがわかると、あからさまに厳しい声に…。
そして、怒られ、切られる。

無理もないですよね涙。
謝れるなら、謝りたいです。本当にごめんなさい!
もう、本当に。泣

「棒読みをやめなさい。相手と会話をしなさい」というアドバイスを受けて、必死に考えた結果が、どうして「(名前)でございます!」になるの?

サザエさんじゃないんだから。「サザエでございま〜す!」じゃないんだから。

「サザエと申します」だろ、と。

(サザエではありませんが)

なぜテンパるとこんなことを口走ってしまうのでしょうか?

聞いていた先輩からも、『今、「~でございます」って言ったよね?』と。
それでまた、怒られる。
やっては怒られるの、無限ループです。涙

1日で声が出なくなる

ということで、初日、めっちゃ疲れました。
こんなに疲れることがあって良いのでしょうか。笑
もうすでにくじけそうで、涙目でした。
初日から投げ出したかったです。笑

テレアポ、大変!!!!

これまで基本、パソコン作業が多かったので、人とあまり会話をしていなかったのもあり、なんと初日1日やっただけで声が出なくなってしまいました

声が出ない中、頑張って話していたら、家族や先輩から「場末のスナックのママの声みたい」「ニューハーフの人の声みたい」という感想をいただきました。

ということで、どんな声になったのかは、ご想像にお任せするとして。

その後も必死に架電を続けるも、結構な感じで切られたり、嫌な声をされたり、不審がられたりしましたので、何度も「もう電話かけたくないよ~~嫌がられるのいやだよ~~」と思いつつ。

思い出しました。
成功しているテレアポの方々が、「切られるのは当たり前。対応してくださっているだけで感謝。気にしない」と言われていたのを。

超ド新人、テレアポが苦手な人間ですが、まずはここから始めていくしかなさそうです。

初日を終えて得たテレアポのコツ

ということで、まず!初日に得た(というか言い聞かせた)テレアポのコツは、こちらです。

「切られる/断られるのは当たり前。
対応してくださっているだけで感謝。」

コツというか、マインドセットですね。
超当たり前のことに聞こえますが、こういう当たり前のことが大事なんですよね…。

というのも、初日からもう、くじけそうだったから。
心理的に、断られ続けるのって、思った以上に辛いのです。

だから、「対応してくださっただけで感謝」。
そもそも、お忙しい中突然こちらの都合で電話をかけているのだから、本当に感謝ですよね。
本当にありがとうございます。

が、がんばる。(涙目)

先が思いやられる初日はこんな風に終わりました。
テレアポが苦手でも、5ヶ月でテレアポのコツは掴めるのか?
引き続き検証結果をアップしていきます。

 - テレアポ奮闘記