薮から猫

英語勉強、生活、音楽などについて、薮から棒にまとめていきます。

イタリアのベネチア(ベニス)観光旅行記 訪ねた感想と基本情報

      2019/02/21

スポンサードリンク

水の都、ベネチア(英語名から、ベニスと呼ばれることもあります)。

少し前に、初めて訪れることができました。本当に美しかったです。

ざっくり基本情報

ベネチアは、イタリアの北部に位置し、アドリア海の女王、アドリア海の真珠なんて異名を持つほど、美しい都市。118もの島々から成り立ち、それぞれの島は水路や橋で結ばれています。

観光客がすごく多い

そんな美しい水の都だけあって、毎年多くの観光客が訪れているようですが、具体的にはどれくらいの数なんでしょうか。

宿泊する観光客と、日帰りの観光客をあわせると、なんと!1年に20 millionから30 million=2000万人から3000万人が訪れており、その数は増える一方だとか。
2018年の5月、観光客対策として、通行規制のゲートが設置されて話題になりましたが、そんなゲートを設置しないといけないくらい、観光客が多かったということですよね。

これ、東京と比べてみるとその多さがわかります。
2017年に東京都を訪れた外国人旅行者は、1377万人と発表されています。

そして、東京都面積2188平方キロメートルベネチアの面積は大体414平方キロメートルほど。

東京よりもずっと狭いところに、東京全体に訪れている以上の数の観光客が訪れる。人口密度が凄まじいことになってしまいます。
観光客が多すぎて、いろいろと問題が発生してしまう理由もわかってきますね〜。

そしてもちろん、ベネチアにとっては観光も大事な収入源ですが。

反面、地元住民の人口が減る一方であることも、悩みの種のようです。

BBCによると、過去50年にベネチアの人口はなんと、半分以上減っているんですね。(住民が減る理由としては、生活費の上昇などがあげられています。)

水没の可能性も…

また、地盤沈下も深刻なようです。『ナショナルジオグラフィック』から引用すると…

1950~70年にかけて産業用に大量の地下水を汲み上げ、20年で約12センチも地盤が下がった

えらいことです。水没を防ぐために様々な策も講じられているようですが…。

毎年、地盤沈下を感じさせる「acqua alta」=「アクア アルタ」、街が水浸しになってしまう現象も頻発しています。

あんなに美しく歴史のある街が、いつか沈没してしまったら、人類としての損失だよなぁ。頑張ってほしい。

美しい水の都にもこんな悩みがあるようですから、訪れる際は観光客としてのマナーをきっちり守って訪れたいです。

人の少ないシーズンは?

ということで、ベネチアの特徴の一つは、とにかく観光客が多い

特に気候の良い春や夏は、観光客が多く訪れるようです。

また、ベネチアでは毎年2月頃に多くの人が仮面をつけて楽しむカーニバルが開催されており、この時も特に人が多いようなので、注意が必要です。

私はカーニバルが終わった直後に訪れたのですが、ホステルで働くイタリア人に「カーニバルの最中はホテルも高いし人多いし、大変。カーニバルが終わってから来て良かったね」と言われました。

カーニバルが見られないのはもちろん残念ですが、その分、ホステルも安くて、結構空いていましたから、安く行きたいのであれば、冬(カーニバルを除く)は、おすすめです。

それと、ベネチアに限りませんが、春節(旧暦の正月)の時期は、アジアの観光客が増えますから…このあたりは確認して、避けられるなら避けた方が、飛行機のチケット代も安く済みそうです。

<スポンサードリンク>

迷うのが楽しい

そして、なんといっても街の雰囲気が素晴らしくて、それは良いのですが、とにかく迷いました。(これ何度も書いていますが)

とても細い道がたくさんあって、迷路みたい!

写真: こんな感じで、急に行き止まりの道もあり、何度もすごすごと引き返す。笑

そして、そんな風にフラフラ街を歩いていると…

昼間、レストランの前で呼び込みをしているおじさんがいて、私を見て日本人だとわかるのか、「オイシイ!オイシイ!」と、カタコトの日本語で話しかけてきました。

「オイシイお店だから、中に入って食べてってよ!」ってことですね。

最初はそのイタリア人のかわいらしいカタコトの「オイシイ」を聞いて、「え~!おじさん日本語上手じゃん」と笑顔で、ノリノリで返しつつ、お腹は空いていなかったので、「thank you」と言いながらおじさんの前を通り過ぎたのですが。

その後、道に再びがっつり迷ってしまい、それから何度も何度も、その「オイシイおじさんの店」に戻ってしまいました。

どうがんばっても、最終的に開始地点(オイシイおじさんの店)に戻ってきてしまって、そこから先に進むことができなかったのです。笑

ということで、そのオイシイおじさんも、最初のうちは「オイシイ、オイシイ!」と日本人観光客(私)の呼び込みに必死だったのですが、三度目位からは私を見て「またお前か」的な顔になり、その後また数回、私が違う道から短いスパンで店の前に現れるのを見て、「お前、何してんだ」的な顔になっていきました。(「オイシイ」も言ってくれなくなりました)

私も、最初は笑う余裕があったのが、三度目は「…またオイシイおじさんの店に戻ってきちゃった…おかしいな。こんにちは~」(若干気まずい)という感じになり、その後数回は「げっ、またオイシイおじさんの店の所に出ちゃった」となり、最終的には気まずすぎて、オイシイおじさんと目を合わせず、うつむいて黙って通り過ぎましたからね。

オイシイおじさんを最後にちらっと横目で見た時、おじさんの顔が明らかに「お前、何周してんだよ」と言っていました。

…それくらい道に迷いやすいというか、道が細くて入り組んでいて、行き止まりがあったりして…本当に雰囲気のある街並みなので、もはや、道に迷うこと自体を楽しんでしまえる街でした!

アートの本場

そして、忘れちゃいけません、ベネチアといえば。そんな風に道に迷うのも楽しくなってしまうくらいの、圧倒的な「アートの本場」感。独特の雰囲気がすごかったです。
現代美術の作品が展示されているような、感性を刺激されるような場所も、所々にあります。

ホステルで、芸術をこよなく愛している!という方にも出会ったので、すこしお話を伺ってみると、この方は初めてベネチアを訪れた際に、この街と恋に落ちてしまったため、それから何度も何度も訪れているんだ、ということでした。

ロマンチックだなぁ!!

でも、ベネチアなら、納得です。
アートが好きな方は、恋におちてしまうかもしれません。

ゴンドラの値段は高め

そして、そんな美しい街で、ひときわ目を引く、美しいゴンドラ。すごく有名で、何度も目にしましたが、観光客用だからか、お値段は高めです。

人数が多い場合は、みんなでお金を出し合って1つに乗れば、安く済むかもしれませんが。一人旅や少人数の旅行の場合、難しい。私はガッツリ節約旅行でしたから、ただただ、指をくわえて「ゴンドラいいな〜」と見るだけで我慢をしました。

ゴンドラを漕ぐおじさんは、渋い歌を歌いながら、漕いでいました。かっこいいなぁ。

風情があって素敵です。

そんな風に、美しい街並みとゴンドラを見ているだけでも、十分に楽しめました。

おわりに

見ているだけで十分楽しめるといえば。

ベネチアだけでなく、この後訪れたローマでもそうだったのですが、いわゆるイタリア人の「おじさま」たちがとってもダンディで、びっくりしました。

おそらく、50代、60代から上のおじさまたちですが…。渋くて、おしゃれなんです。服も。男性ファッション誌にそのまま載せられそうな、素敵なダウンジャケットを着こなしているおじさまの、なんと多かったことか。完全に眼福

また、東京ディズニーシーには、ベネチアをモデルにしているエリアがあるんですね。ディズニーランドが真似したくなる気持ち、わかります。

食事、ファッション、歴史、文化的な部分で、本当に素敵でした〜。

 - 旅行