薮から猫

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日本に居た3人の外人さんに聞いた!「日本」の良さ、魅力や意見について

      2020/09/30

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1人旅の時に出会った外人さんに、日本はどう?日本に居て感じること…など、日本についての意見を聞いています。今回、3人の方に聞いてみた内容をまとめてみました。

⑴ カナダ人の若い女性

カナダ人の彼女は、自転車を借りて1ヶ月くらい日本に滞在していたそうです。20代前半のとても若い方でしたが、日本へ訪れるのは初めてじゃないとのこと。髪の毛を後ろにまとめて、バリッと決めたカッコいい方でした。
「旅でもうお金が無くて…」と笑いながら、とても楽しそう。朝食を食べている間に、さっさと次泊まるホステルを決めて予約したそうで、颯爽と手を振って去っていきました。
1人で海外に長い間居て、旅をするって…凄いことですよね。

そんな彼女は、京都、大阪、東京、札幌…色んな都市を尋ね歩いたそう。
(福岡は遠いからだとしても…、彼女が日本の大都市で、スルーしたの名古屋だけじゃん。…名古屋って、魅力度でも断トツドベでしたよね…、頑張って)

…日本の好きな所は?と聞くと…

小さくて可愛い

色んなものが、小さくて可愛い。芸が細かいというか。確かに日本のものは可愛らしくて繊細なものが多いです。
繊細な文化をきちんと守っていきたいです~。

食べ物が美味しい

これは多くの海外の方が挙げるポイントでしょう。日本食はヘルシーで美味しいと。ここも、日本人として嬉しいです。確かに、海外にしばらく居た後に日本のご飯を食べるとすごく感動します…。しかも、健康的。

トイレがすごく綺麗

トイレが綺麗というのも、日本に居ると当たり前になっていますが。彼女が日本のトイレを表現するのに使った言葉としては、“Super clean”(超綺麗)
日本のトイレは超綺麗。カナダのトイレもまぁ、普通に綺麗だけど、日本のトイレはレベルが違うと絶賛。

他の外人の方からも、言われたことがあります。

「日本では、安いホステルに泊まっても、とても清潔だし良い所ばっかりで良いね」と。
この日本の良さを、改めて守っていきたいです~!

そして…
彼女が一番最初に口にした、一番日本で感動しているところは、ここでした。

人が優しい

日本人の人は、皆とっても親切にしてくれると。
なんてこった…嬉しい。

どこの都市を訪れても、人々がとても優しくて親切なんだそうです。
それは良かったなぁ…。日本人として嬉しいし、安心しました。

…確かに、先日も一人旅の最中に町を歩いていて、こんな光景を目撃しました。
街中にある地図を、年配の外人の方がしゃがみこんで見入っていました。
私はその方に声をかけようかどうか迷って、じーっと見ていたのですが(オイ)、横からすっと通りがかった男性が「大丈夫ですか」と、すぐに声をかけていました。

その日本人の男性、英語はあまり話せなくても、ふつーに顔色一つ変えず、日本語とジェスチャーで突破していました。
外人の方も嬉しそうに立ち上がって、身振り手振りで「道がわかんない」ということを伝えていました。
とてもほっこりする情景でした。優しいなぁ…。
(私ももっと早く声をかけられるようになろう。)
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⑵ 20代のヨーロッパ出身の男性

日本の京都にもう長いこと住んでいるという男性(日本語ぺらぺら)。日本の文化に惹かれる、文化が好きだから日本語を勉強しはじめて、結局、日本に住んで働いているとのことでした。

そんな彼は、「日本人は好きだが、特に大阪人が好きだ」と言っていました。

理由は「はっきりしてて、フレンドリー。京都の人は、言いたいこと言わない時がある。

どういうこと?と聞くと…

彼「また次、遊ぼう!」

友「うん!いつかね~。」

↑こういうのが多すぎるらしい。

遊びたいんだか、遊びたくないんだか、どっちやねん!はっきりしてよ!

って思うらしい。

日本人がよく言われるやつですね、これ。
「はっきり言わない」って。

その点、大阪の人はフレンドリーで言いたいことはっきり言うから、彼としては付き合いやすいらしいです。
さすが、日本在住が長くなってくると県民性まで感じ取られているんですね~。

これは…日本人の良さでもあり、悪い所でもあり。
臨機応変に、お互い気持ちよく付き合っていけるといいなぁと思います。

⑶ 30代後半のアメリカ人の男性

日本人の奥さんが居て、子供が生まれたアメリカ人の方。彼も日本に住んでいます。
陽気な彼は、日本のカレーが大好きだということでした。ごはんが超美味しいと。そして、奥さんとも仲良し。

そんな彼とたまたま会話していた時、私が、青信号を「blue light」って言ったら大爆笑されました。(※ 英語ではGreen light)

あれはどう見ても「緑」、green だ。「青」ではない、と。

日本人は色盲なんじゃないか、もしくはその辺りの色の違いが分からないんじゃないか?」と笑ってジョークをかましてきましたので、「バカにすんな!分かるに決まってんだろ」と、若干キレ気味で言い返してしまいましたが…。

無視してひたすら笑い続ける陽気なアメリカ人。笑

…ただ、確かに、何で「青」と呼ぶんだろう?と調べてみたところ、日本人は昔、青と赤と白の黒の4つで色を表現していたらしいからとか、昔、緑のことを青と表現していたからだとか…、諸説あるようです。

そこでふと気がついたのが、日本語の古い「色」の言い方ってむちゃくちゃ素敵なんですよね。オシャレなものが多い。

茜色なんかはよく知られていますが、他に調べてみても、菖蒲色(あやめいろ=薄紫)、乙女色(薄ピンク)、紺瑠璃(=ネイビー)、撫子色(薄めのピンク)…

そういう日本人の、元々の感性が関係しているのかなって思いました。色の違いが分からないんじゃなくて、むしろとても繊細に感じ取っていたんだろうなって感じさせてくれます。そういった…情緒の心というか、日本人の和の心も忘れずに大切にして、世界に発信していきたいなぁ。

最後に

色んな方の意見が聞けると面白いです。(色んな方と会話が楽しめるという点で、やっぱり英語は大切だと感じます)

3人3様ですが、それぞれの外人の方々が、日本に何らかの魅力を感じてくれているようでした。

日本人だから、逆に分からない、日本の良さ。
他の国から来た人々の意見を聞いて、改めて良いところを知って感謝していきつつ、日本の良さを発信していけるよう、がんばっていきたいです。!

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