高校留学をする際に必要となるSLEP テストなるものの存在を、ご存知でしょうか。
SLEPとは、Secondary Level English Proficiency testの頭文字だそうです。
私も受けました。
リスニングとリーディングの2セクションに分かれていて、テスト時間は大体1時間半ほど。
誰が作ったテストなの?と思うと思いますが、これは、TOEFLを作っているETSという組織によって作られたものだそうです。
だから、というべきか、やっぱりちょっと「クセ」はあります。
留学前にそんなテストがあるって聴いたときは、私は相当びっくりしました。
SLEPテストなんて、その時まで存在すら知らなかったし…。
普通に勉強する以外に対策の立てようがなくて、困り果て、まぁそれでもいっか…と半ばやけくそ気味でしたが、やはり良い点を取りたいと思ったので、参考書がないか調べました。
そして見つけたのがこちら。↓
SLEPテストの参考書
「SLEPテスト完全対策問題集」
SLEPテストって、それほどメジャーではないようで、参考書の数もかなり限られています。
本屋行っても全然なくて、なんで!泣ってなりましたけど、参考書が唯一あると知って、ほっとしたのを覚えています。
個人的には役に立ちましたので、この本が、どう役に立ったかを書いておきます。
まずこの本の特徴としては、解説などは大してないので、しっかりと文法、長文、熟語を勉強したい方や、「丁寧な解説」が欲しい方には向きません。
あくまで「SLEPテスト対策」です。
ですから、これで英語の勉強をするぜ!内容をどうこう!というよりは、試験や出題の雰囲気に慣れておくという意味で、役に立った感があります。
問題の中で分からない単語も結構あったので、それを覚えたりとか。
リスニングに関しても、CDがついていて練習できるので良い。
「英語を聴く」ことはとにかく、どんな試験の前にも言えることですが、本当に大切なことだと思います。
そして、リスニング等しっかりと備えることで
「SLEPテストの対策をした。練習したから大丈夫!」
って思える、自信がつきました。
テストの時って、いつもと形式が違うだけで焦ってしまったりとかするんですよね。
メンタル面で落ち着いて臨めるということが、試験の時には、本当に大切だったりします。
何もしてないと、それだけで「出来るかな…」って不安になってしまったり。
緊張してたお陰で、実力を発揮できなかったら勿体ないですからね。
(↑実際、SLEPテストの時は対策をしっかりとっていたというのもあり大丈夫でしたが…。
私は留学してから、学校最後の一番大切な試験で、かなりおかしな緊張をしてしまい、
それが最後まで抜けず、一番良い点数をとれるはずだった得意科目で記入ミスをしてしまい、折角書いたエッセーが全て採点外になったお陰で他の科目の結果と比べても、堂々の最低点数を取り、優しく教えてくれていた先生に気持ちの良いほど見事に恩を仇で返して、留学生活のフィナーレを飾ったことがあります。
…
メンタル面の「自信」が、いかに大切かよく分かります。)
…ということで、
SLEPテストがある!
絶対に良い点を取りたい!
という方は、リスニングの練習の為、テストへの準備の為、さらには「対策したから大丈夫!」というテストに対する自信をつける為にも、活用できる1冊です。!