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本「感動する英語」がおすすめな理由4つ【有名スピーチ盛り沢山】

      2020/10/26

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英語学習におすすめな本ってないかな?
この「感動する英語」って本、どうかな?買おうか迷っているけど、勉強になるかな?

そんなお悩みを解決します。

本記事の内容

  • 本「感動する英語!」はおすすめ?難易度は?
  • おすすめな理由4つ
  • 実際に勉強してみた感想

この記事を書いているのは、3年弱の留学経験あり、翻訳者。
英語力としては、TOEFL iBTの最高点109/120点。TOEICに換算すると965点くらいです。
そんな英語好きが、英語勉強初心者の頃に、「感動する英語」で勉強した感想をまとめていきますね。

先に結論から言いますと、「感動する英語!」著者は、南山短期大学の近江誠教授。
超おすすめです。初級者というよりは、中級者~上級者におすすめ

有名スピーチ盛り沢山!本「感動する英語」がおすすめな理由4つ

1.載っている英文の内容が素晴らしい

この本がまずおすすめな理由としては、載っている英文が素晴らしいということがまず挙げられます。
どういった内容の英文が教材として載っているかと言いますと…

  • ヘレンケラーが苦闘と感動を書き記した自伝
    (水と湯のみの違いを理解した瞬間、「これが水!!」という超有名シーンについて)
  • チャップリンの名作映画『独裁者』のスピーチ。
    (『独裁者』は、第二次世界大戦直前の1940年に公開された映画で、非常にメッセージ性が高い内容になっています。
    “Do not despair!”
”You don’t hate- only the unloved hate”…などの、数多くの名言が生まれたことでも知られている映画です)
  • 愛の告白をする際によく引用される(?)、非常に有名な詩 “I love you more than “Love” “by Susan Polis Schutz(かなりロマンチックな内容です!)
  • クリントンアメリカ元大統領が1998年に自身の不倫を認め、謝罪演説を行ったスピーチ(実際に大統領が、英語でどうやって謝罪したのか?)
  • 奴隷解放運動の指導者であったキング牧師の世界的に有名なスピーチ、”I have a dream.”「私には夢がある」

…などなど。
もうこの時点で、読みたくないですか。笑
超有名で、素晴らしい内容の英文が載っています。
しかも、その時の背景などもしっかりと説明があり、写真もついているので、その時のスピーチが想像できて…
英語の教材としての、その内容の興味深さ、まさに「感動する英語!」に相応しいと思います。

2. 解説が丁寧。全部の和訳もついている

ただ、「英文」が載っているだけでは、まだ英語を勉強している段階では、ちょっと難しすぎないかな…?と心配になるはずです。
この本の良い所は、全文の和訳も載っていて、かつ解説や訳も丁寧に載っているので、分かりやすいこと。

一応この本の説明文を引用しますと、「中学の英語までを終了した人であれば誰でも取り組めるように」作られた本ではあるようです。
…が、それはどうだろう?
私は、難し目だと感じました。
中学英語終わっていても、分からない所は分かりません。
まあ、実際のスピーチなど生きた英語が教材ですから…。
出てくる英単語のレベルとしては、高校~大学レベルのものも多いと思います。
…が、そういう単語に関しては、英文の隣に意味を載せてくれているので、あまり心配はいらないように思います。

3. リスニングとリーディングの勉強ができる

この本は、単語学習というより、長文対策やリスニング対策に最適だと思います。
長文/リーディングはとにかく英文を沢山読んで慣れることが大切ですし、リスニングは沢山英語を聴いて耳を慣らすことが大切。
CDもしっかりついているので、そういった意味でも、実際に使われた英語が身に付くので良いです。

英文をたくさん読んだ方が良い、ということはよく言われますが、それは、その通りだよな~と自分の経験からは感じます。
やっぱり英文をたくさん読み始めてから、リーディングやライティング、そしてリスニングなどのスキルも上がって行きましたから。リーディング、リスニングの勉強をしたい方に最適です

4. シチュエーションによって章が分かれていて見やすい

本の構成も分かりやすくなっています。
1章…感動を伝える
2章…説得する
3章…愛を告白する
…などなど。

誰もが人生で必ず遭遇するシチュエーションによって内容が組まれています。
ですから、「謝罪したい時は英語で、こうやって言うんだ!」とか、シチュエーション別の言い方を調べやすく、本としても非常に見やすい構成になっていると思います。

勉強してみた感想

実際に感動する英語!で勉強してみた感想としては、とりあえず内容が素晴らしすぎて、泣きました。笑
キング牧師の…スピーチにしても…涙なしには…。
ただ、難易度は高めなので、私は当時英文がまだ理解できず、英文を読んで泣いたというより、その和訳を読んで泣いていました。苦笑
「生きた英語」を学べるので、とても良かったです。

ちなみに、この本を一番最大限に活用する方法としては、「朗読すること」のようですよ。
著者の先生も、生徒の方に朗読させるという方法を取っていたようです。
なりきって、声に出して朗読する。五感をフル活用すると脳はよく記憶してくれますもんね。

私は恥ずかしくて朗読はしていませんでしたが(オイ)、それでも十分に勉強になる本だと感じました。
ということで、最後にまとめます。
私が勉強してみた感想としては、特にこんな人におすすめです。

生きた英語を学びたい!
(偉人がどんな英語を話したのかにも興味がある!)
興味深い教材で、英語の勉強のモチベーションを上げたい!
リスニング/リーディングを強化したい!

以上、英語学習におすすめな本『感動する英語!』の紹介でした。

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