腹痛、胃腸が弱い悩みとうまく付き合っていく為に、胃腸を強くする心構えをまとめてみた

真面目に考えてみた

お腹(胃腸)が弱い。

これは、多くの方が抱えている悩みだと思います。
そして、本当に困る。

力が入らないんじゃありません
声が出ないんじゃありません
食べないダイエットをしているんじゃありません
朝起きれないんじゃありません
テンションが低いのではありません
ノリが悪いのではありません
不機嫌なわけではありません
気分屋ではありません
猫背なのではありません
空気が読めないのではありません

お腹が痛いのです。

お腹の弱い方は誰もが感じたことがあるかもしれませんが、お腹の調子に一喜一憂し、肌の調子や気分までもが左右されてしまう毎日。これ、「お腹に殿様かなんかが住んでるんじゃないか。」という感覚に襲われることがあります。

ということで、それを私は「殿」と呼んでいるのですが、

今、そんなお腹の殿と上手く付き合えるようになって数年になります。

ということでその経験から、殿を満足させて、うまく共存していく、機嫌を損ねない…「お腹の殿にやさしい生活」とはどんなものかを、真剣にまとめてみました。

殿の特徴

まずは、お腹の殿の把握しておくべき特徴を5つ挙げてみます。

寒いのが苦手
和食好き
古風
ちょっと怠け者
褒めて伸びるタイプ

では、この5つの特徴をしっかりと踏まえた上で、殿にやさしい生活の心構えをまとめていきます。
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なるべく冷やさない

寒いのが苦手な殿と共存していく上で、これは鉄則です。冷やすとダメ。

大敵である冷えを防止するために、カイロでも湯たんぽでも何でも活用する。お風呂にもしっかり浸かる。

お腹の周りにカイロを沢山貼っていて、それで着替えの時に友達に爆笑されても(経験談)、背に腹は変えられません。胃腸弱い系人間にとっては、冷えは大敵、死活問題ですから。

腹巻きだろうと本気の重ね着であろうと、もこもこ過ぎて、若さとオシャレさんの称号を失っても、背に腹は変えられません。
健康第一。殿第一。

見た目よりも実用的、機能的なものを重視し、殿にやさしい、温かいものを選ぶこと。

心はいつも江戸時代

食生活にも似たことが言えます。冷やさない。
詰まるところ、冷蔵庫などがまだなかった時代の、伝統的な和食が、一番殿に優しいようです。
冷たいものは避けて、殿の好きな古風な和の食生活を心がけること。

パフェとかアイスクリームとか、そういう可愛らしい、冷たい横文字系のものは、まず当然避けます。江戸時代にそんなものは無い。和食好きな殿はお喜びにならない。

どうしても甘いものが食べたければ、横文字のメニューを横目でスルーし、温かいおしるこや麹の甘酒。蜂蜜。
デートでも、冷たいフルーツジュースではなく、男も女も黙ってお白湯かそば茶
贅沢なステーキよりも、質素な納豆ごはん。発酵食品
冷たいお酒よりも、温かい甘酒。

さらに、食生活を江戸に戻すついでに、佇まいも戻すこと。着物を着ているかのように、姿勢にも気をつけます。猫背厳禁。特に女性は、姿勢が悪いと骨盤が歪み、内臓に負担がかかってしまうようです。

古風な殿が喜ぶ、和の伝統的な生活スタイルを心がけよう。

殿を休ませる時間を作る

お腹の殿はちょっと怠け者なので、ちゃんと意識して休ませてあげないと仕事をしない場合があります(ここで言う仕事とは、消化、吸収、排泄行為を指しています。)
殿に仕事をしてもらうことは死活問題。かといって、外にいて、今は絶対ダメ!無理!って時に、気まぐれに殿に仕事を始められてもこちらとしては困るわけです。ある程度リズムをつけてくれないと。

だから毎日、忘れずきちんと殿が仕事を出来るように、身体を休めてぼーっとする時間を作ってあげます。

…具体的には、食べないで、お腹を空っぽにして、休ませる時間を作ってあげること。
ずっと食べ続けたり、夜の遅い時間に食べ過ぎてしまうと、殿は寝ている間も消化活動という仕事をし続けることになるので、疲れてしまい、お仕事をしてくれなくなる原因になります。

無理に働かせず、やさしく、のんびり、殿を休ませてあげる時間を作ろう。

殿を甘やかす

最後の方になるにつれ、またどんどん抽象的になってきました。
が、ここが一番大切なような気がします。

殿は打たれ弱いので、ストレス=厳しい言葉がくると縮こまってしまいます

だから自分の心の中で、なるべく甘い言葉をかけてあげる、やさしくしてあげることが大切です。

特に、『殿〜、いつも仕事してくれてありがとう!』って感謝することが効果大。「殿がいつも消化、排泄してくれるお陰で、おいしいご飯食べられるよ」とかも良い。お陰様、有り難うって言われて嫌な顔をする人はいません。

ポジティブな言葉で自分の殿を甘やかしてあげることで、殿のメンタルもどんどん強く育って行きます。そして、癇癪を起こす頻度も減る。
殿が元気になってくるので、こちらも快適。

『お腹痛い!殿、機嫌直して!』という悩みから解放されます。

…ということで、殿は叱って伸びるタイプというより、褒めて伸びるタイプだということを忘れずに。

最後に

ここまでこれを読んだ友人に、「殿って何」と冷静につっこまれました。

でももう、ここまで真面目に書いてしまったので、直さずそのまま放置することにします。

お腹の殿をちゃんと気遣って生活して、ちゃんとご機嫌をとっていってあげることが、軽やかな生活の第一歩。

以上のことを踏まえて、気遣って生活していたら、大分元気になってきて、腹痛から解放されてきました。以前よりもずっと快適に過ごせています。やっぱり気遣ってあげる、健康を意識して大切にする気持ちが重要なんだなって思いました。
これからも殿とずっと一緒に仲良くやっていきたいです。

多くの人のお腹の殿が、元気で居られますように。

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