薮から猫

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ホームステイの体験談と留学に役立った持ち物

      2019/02/21

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ホームステイ前ってドキドキしますよね。私もものすごくドキドキしました。でも、時間が経って慣れていけばいろんなことが楽になっていきます。

ということで、「最初は死ぬほど心細かったんだけど、慣れて結果楽しくなった」というホームステイの体験談を一つ。それから、ものすごく基本的ですが、留学中役に立った持ち物についてまとめました。

アットホーム…?

ホリデーの間だけホームステイさせていただいた家は、とにかく大きかったです。
見た目はそんなに分からないのですが、中に入ったら大きくてびっくり。

毎回、同時に5人以上の人をステイさせていて、家がどれくらい大きいのか、部屋がどれだけあるのかも分からない。
人が出たり入ったりするので、誰が今いて誰がいないのかも分からないような…
晩ご飯はホストマザーが作ってキッチンに置いておいてくれるので、好きなタイミングで食べると。
そういう意味では、ゲストハウスのような感じでした。

ホストのカップルは40~50代位。再婚同士で、まだ結婚して数年。
子供さんもいなくて、家には結婚式の時の写真が沢山飾られていました。

私が着いた初日には、ちょうどお出かけする特別な予定があったらしく、ホストマザーは部屋に私を案内して、ダーっと一通り説明して、「じゃあ」という感じでどこかへ行ってしまいました。
想像していた「ホスト」体験と違ったし、今まで経験したよりもずっとドライな感じのホスト先で、歓迎されていない感じがして、この日は、本当に泣きました。心細くて心細くて。
ここで、私はどうやって生きていけば…泣って感じ。

アットホームなホスト、アットホームな関係を想像していたので、初日は本当に衝撃でした。

しかし、泣いてばかりもいられません。
必ず突破口、良い所はどんな状況にも残されているもんです。

その家の場合、死ぬほど映画のDVDが置いてありました。
自由に見て良いから~と。
映画鑑賞がカップルの趣味だったようです。

それで、大量にひたすらDVDを見ました。
パイレーツオブカリビアンから、ハリーポッターシリーズから。
もちろん字幕はないので、内容が分からないなりに必死に。
(そうしたら結構良い勉強になりました、これは後から分かったのですが)

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ご飯もファミリーで一緒に食べるとか、そういう家庭の団欒は一切なかったですが、逆に「干渉されなくて良いか…」と思えてきました。

最初は「寂しい」気持ちが勝っていましたが、生活に慣れてくると、「ご飯が美味しいから有難いな」という風に思えるようになりました。

そうなんです。この家、ご飯が美味しかったんです。マザーが料理上手だったんです。これはものすごくありがたかったです。

そしてそのうちホストマザーとファザーとも会話できるようになり、彼らは別に誰の事も特別扱いしない、干渉しないだけで、自然体なとても良い人だというのが分かってきました。

なんというか、大雑把というか、良い意味で人に気を遣わないというか。

あんなにそっけない関係だったのに、少しずつ顔を合わせるうちに、私が鬼のように毎日DVDを見ているのを知ってか、ホストマザーがおすすめのDVDの話をしてくれるようになっていきました。

やはり、同じ趣味を共有できると人間嬉しいし、喜んでもらえるんですね。

大きなソファの上でパスタを食べながら、豪快に笑う。
気さくに色々話してくれるようになった、屈託の無い笑顔が脳裏に焼き付きました。

そしてなんと、ホリデーが終わる頃には、ここでの生活が恋しく思えるようになりました。初日に泣いていたのが笑い話になり、あれだけ心細く感じていたのに、慣れて心地よく思えてくる。
人間の適応能力の高さを甘くみていました。

…とゆうことで、
留学の時は、先のことを考えてついつい悲観的になったり、不安になったりしてしまいがちですが、大体、杞憂に終わります。
友人で行く前から本当に不安…という子もいましたが、「この状況を受け入れるしかない」と悟った後の人間の適応能力には凄いものがあるので、あんまり心配しなくても大丈夫。

ただ、備えはしっかりと必要です。
多くの人が出入りするからこそ、貴重品やパスポートなどは大きな鍵のかけられるスーツケースに入れて、しっかりと保管していました。
万が一何か起こった時でも、誰かのことを疑わずに済みますから。
備えあれば憂い無し



最後お別れする時には、「また遊びにおいで」という風に言ってもらえるようにもなって、感激でした。

その時は「また絶対に会いに来よう」と思っていましたが、お互いの環境も状況も変わり、今では本当に遠く離れた地。
本当にもう二度と会えないかもしれません。
そういう意味で、毎日が本当に当たり前じゃない。
一期一会といいますが、改めて出会いの儚さを感じさせてくれます。

…ということで、話が長くなりましたが。

そんな経験の中で…

ホームステイで役に立った持ち物ベスト3

① PC
当たり前ですが、留学するときにノートパソコンは必須です。
今回のケースで言えば、大量のDVDを見るにもPCが必要でした。
勉強するにも暇な日にも、PCは必須です。

② 鍵をかけられる大きめのスーツケース
「鍵をかけられる」鞄を持って行くのは結構ポイントです。
ホームステイ先で貴重品(お金とパスポート)を管理しておく意味でも、とても役に立ちます。特に、留学生を複数抱えている人の出入りの多い家にステイする場合。

③ 温かい服装(パジャマ)
寒い場所に行くなら必ず必要。どれだけステイ先が寒いか、暖房の様子なども行くまで分からないので。
部屋が思ったより寒くて防寒着を持っていないと、ずっとベッドの布団の中で過ごす羽目になります(経験済)。
寒いと本当に我慢ができませんから、寒さ対策だけは必ず必要です。

以上です!あまり参考にならないかもしれませんが…多くの方の経験が素晴らしいものとなりますように。

こういう風に、色んな出会いを経験して、色んなことを感じて、苦労することができるのが、留学の良さだなぁと思います。

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