薮から猫

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Paul McCartney&Wingsの曲Live and Let Die(死ぬのは奴らだ)のエピソード

      2019/02/19

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懐かしの洋楽の魅力を語っています。

今回は、”Live and Let Die”
(邦題:死ぬのは奴らだ)
1973年にリリースされた、Paul McCartney&Wingsの1曲。

世界的に有名な007、James Bond(ジェームスボンド)の映画”Live and Let Die”主題歌として作られたこの曲。

殆どのビートルズの曲を手がけていた元プロデューサー、George Martin(ジョージマーティン)さんがこの映画の音楽ディレクターをしていて、この曲のオーケストラやアレンジも担当しました。

いやぁ、何が良いってカッコイイんですよね、この曲。
live and let die…の後の音の感じ、迫力も半端ないですし、素晴らしい。
聴いてて圧倒されるような、そんな魅力のある曲ですよね。
言わずとしれた元ビートルズであるポール マッカートニーのコンサートでもすごく盛り上がる曲の一つだそうです。いいなぁ、生で聴いてみたい。(2019年追記:生でとうとう聴くことができました。最高でした…)

曲の背景、エピソードは?

さて…
この曲はどうやって作られたのか?

この曲を作るにあたって、ポール (Paul McCartney) は、映画007の原作であるIan Fleming(イアン フレミング)の小説を読むように手渡され、それを読んだ後、奥様であるリンダの手を借りつつ、曲のアイディアを膨らませていったそうです。

ビートルズの一員でもある、ポールマッカートニー。ホント凄いなぁ!と感じます。小説を読んでそのイメージで曲を膨らませる…っていうのもどういうことなんでしょう。とにかく、この曲を作ってしまうって素晴らしすぎます。

バンド”Wings”の創始メンバーで、ドラムを担当していたDenny Seiwellは、ポールマッカートニーが曲を作った時のことを話しています。songfacts.comより引用させて頂きますと…

“he sat down at the piano and said, ‘James Bond. . . James Bond . . . da-da-dum!’, and he started screwing around at the piano. Within 10 minutes, he had that song written. It was awesome, really. Just to watch him get in there and write the song was really something I’ll remember the rest of my life.”

訳してみると…『ポールはピアノに座ってこう言った、「ジェームス ボンド…ジェームス ボンド…da-da-dum!」それから、ピアノの周りで暫く時間を過ごした。そして10分もしないうちに、彼は曲を書き上げてしまった。
あれは素晴らしかったよ、本当に。
彼が曲を作る所をただ観ていたこと、あの経験というのは、まさに生涯忘れることのできない経験だよ。』

いいなぁぁぁ!そりゃ忘れないよなぁ。一度で良いからみてみたい。
ポールの才能を感じるエピソードですね…。
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いやしかし。
いくら天才ポールさんとはいえ、小説を読んでからこの曲を作るまで、何か「大変だったこと」ってなかったのだろうか?。

その答えが、2010年のMojoという雑誌でのインタビューの一節にありましたので、少しだけ引用させて頂きます。

I got the book and it’s a very fast read. On the Sunday, I sat down and thought, OK, the hardest thing to do here is to work in that title. I mean, later I really pitied who had the job of writing Quantum Of Solace.
― Paul McCartney

訳しますと…『(イアンフレミングによる007の原作の)本をもらってから、すぐに読んでしまったよ。
そして日曜日、座って考えて、よし、一番難しいのは、タイトル(Live and Let Die)と曲をどう絡ませるかだ、と思った。
いやね、”Quantum Of Solace(慰めの報酬 ※08年の007の映画のタイトル)”の曲を担当した人は本当に大変だっただろうなと、後で気の毒に思ったよ。

映画のタイトル、’Live and Let die(死ぬのは奴らだ)’と絡ませて曲を作ることが大変だった!と。
それはね…もうね。素人としては、全く想像ができないレベルです。「タイトルと絡ませて曲作るってどういうこと?」みたいな。その意味すらマトモに分からない。

そして後半は、一言で言うと、「まぁまだ、『慰めの報酬』というタイトルよりはマシだったかな!」ということを話されていますね。

「死ぬのは奴らだ」の前作の007映画のタイトルは「慰めの報酬」…。確かに、タイトルと絡めて曲を作るには、かな~り難しそうなタイトルです。…「慰めの報酬」って…。何?

…というかですね。この発言からも分かる通り、ポール マッカートニーは、音楽の才能だけじゃなくて、話も面白いんですよね。ユーモアがあって。人間的にもすごく魅力的です〜。
(こういう方々が話したことを英語で理解できると、「アァァァァ、英語勉強してて良かった」ってなります。)

“Live and Let Live”

ちなみにポールは、この曲”Live and Let die”の真の意味を、”Live and Let Live”ということわざと関係させて考えたそうです。

“Live and Let Live”は、「自分も生き、他人も生かせ。」
互いにゆるしあって生きていこう、という意味がある言葉だそう。しかしこの映画のタイトルは、
”Live and Let Die”

死ぬのは奴らだ」という邦題がついてるくらいですから…元のことわざとは真逆の意味となっています。

007の映画らしく、ハードボイルドですね〜。(ハードボイルドの意味をきちんと分からず使ってますが)

こういったことわざから曲のインスピレーション、発想を生み出して、完成された曲だったんですね。007のテーマ曲に相応しい、迫力溢れる1曲です〜。

この完成された曲を初めて聴いた時、映画関係者の方々はどういう反応をしたんでしょうか。私だったら、惚れます

元気を出したい時におすすめな、迫力溢れるクールな1曲です。!

最後に

ここまで語っておいてアレですが、007の映画、Live and Let Dieは、みたことがありません。でもこの曲が好きだから…映画も見てみたいです。これだけ主題歌カッコいいから良いんじゃないのかなぁ。レビューを見ていると、好き嫌いが分かれる映画のようではありますが。

そしてこの曲を、イイ音響設備のあるところで、ガンガンにかけて聴いてみたい。最高じゃないかしら。勿論、いつか生演奏を聴ければ一番良いですが。

元気を出したい時には、ヘッドフォン付けてこの曲を大音量で聴くと凄いです。かなり元気になります。
「迫力のある曲」といえばこの曲が真っ先に浮かぶくらい、すごい曲だなァ…。もし楽器が演奏できたなら、一回演奏してみたい。全く何も演奏できないですけど。…この曲がすごいかっこ良く演奏出来たら、むちゃくちゃ楽しそうですよね。

2019年追記

何回もくどいようですみませんが、とうとう!この曲を生で聴くことができました。2018年の10月31-11月、「フレッシュン アップ ジャパン ツアー2018(Freshen Up Japan Tour 2018)」にて。

とうとう、本当にとうとう長年の夢が叶いましたが、最高に良かったです。最高に良かった。この曲も最高でしたよ。めちゃくちゃ盛り上がるんです。かっこよすぎました。もう全曲、良かったです。

生ポールさんに会えたことも本当に感激でした。レジェンドですから。

たくさん歌ってくれて、全然休憩もしないし…すごい体力ですよね。若い。最高。もうただただ、ツアーに行けて、その場で歌を聞くことができて、感激でした。あぁ…。ただただ、チケット代を上回る、それ以上の素晴らしい価値がありました。楽しかった…。最高でした、ありがとうございました。

ポールさん、日本へぜひ、また来てください…。最高でした…

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