薮から猫

英語勉強、生活、音楽などについて、薮から棒にまとめていきます。

The Beatles(ビートルズ)のジョークと「ウィット」の意味

      2018/08/28

スポンサードリンク

言わずと知れた伝説のバンド、The Beatles (ビートルズ)。

ビートルズといえば、なぜ有名かって、その音楽の魅力はもちろんのこと、でもそれだけじゃなくて、メンバーの人柄とか、魅力があってこその世界的なスターになったんだと思いますが、そんな魅力に関して。

なんとなくビートルズって「ウィットに富んだ会話をする」とか、「ユーモアがある」っていうイメージがあります。

「ユーモア」っていうのは英語の「humor」からきていて、平たく言うと「面白い」ってことで、もうかなりカタカナ日本語として浸透しているので分かりやすいですが、この「ウィット」の方は、どういう意味でしょうか?

実はいまいちわからない、っていう人多いのでは。

この「ウィット」は英語の「Wit」という単語から来ていて、意味を引用してみると「知力、知恵、理知、理解力、機知、気転、とんち」などなどといった意味がある言葉のよう。

気転がきく、頭が良くて…、日本語だけで表現するとしたら、「機知に富む」といった言い方ができそうです。うん、こっちの方が分かりやすいな。

「機知に富む」が、「ウィットに富む」な〜んて使い方をされるもんだから、う〜ん。分かりやすいんだか、わかりにくいんだか、ちょっと分かりませんが。日本語もどんどん変化していきますね。

さて、ウィットの意味が明確にわかったところで、話をビートルズに戻します。

そんな「ウィットに富んだ」会話でもビートルズは有名でした。

そこで、ビートルズの言葉を引用して、「ジョーク」「ウィット」について学んでみます。(こういうことを学んでいる時点で、何かがアウトでは?と思う気持ちもありますが、気にしない。)

時は1964年、記者のインタビューを受けていた時の一節です。
(メンバー4人のうち3人、ドラマーのリンゴ•スター、ギタリストのジョージ•ハリスン、ジョン•レノンが出てきます。)

Interviewer:
Ringo, would you nominate the others as part of your cabinet [if you were president?

記者:リンゴ、もしあなたが大統領だったら、ビートルズのメンバーを閣僚に任命しますか。

Ringo: Well, I’d have to, wouldn’t I?

リンゴ:そうだね、しなきゃならないだろうねえ。

George: I could be the door.
John: I could be the cupboard.

ジョージ:僕はドアになれるよ。

ジョン:じゃあ僕は食器棚ね。

…以上です。

んっ?ただ訳すと一切、この一連の会話の意味自体が、全く分かりません

日本語にすると通じないジョークって結構あると思いますが、これもその一例みたい。

この会話のポイントは、「Cabinet」が「多義語」→意味が沢山ある単語である、ということ。Cabinetには「内閣」という意味の他にも、「戸棚」という意味があります。

記者の人は、ここではcabinetを、「内閣」という意味で使い、「もし大統領だったら、メンバーを内閣のメンバーとして指名しますか?」とリンゴに聴いています。

しかしお茶目にも、ジョージはCabinetを「戸棚」と冗談で捉えて、ふざけて返しているんですね。

戸棚ときたら→じゃあ「僕はドアになるよ」続くジョンも「じゃあ僕は食器棚」という風に、cabinetにちなんだジョークになっているんですね。
何とも息のぴったり合った、ユーモア溢れる会話です。

ビートルズは頻繁にジョーク(や皮肉)を言っていたそうで、witty(機知に富んだ)だけでなく、若い頃はCheeky(生意気)とかって言われたりもしたそうです。
そういった対応も含めて、大スターですよねぇ。

後々、メンバーの一人、ジョージはこんな風に言っていたそうです。

The Beatles will exist without us.
「ビートルズは、僕たちがいなくても生き続ける」

かっこいい。

確かに、生き続けます!

ただ、こうして少し学んでみたところで、ジョークやウィットに富んだ会話ができるようになるまでには、道のりが遠そうです。笑 やっぱり無理に学んで身につくものでもなさそう。

だけど、こうやって知っていくことで、余計ビートルズのファンになりました〜。

最初は高校時代にビートルズを聴いたことからその魅力にはまっていき、頭から離れなくて毎日聴いていましたが、英語がわからないなりに、メロディをずっと口ずさんでいました。そんな魅力がありますよねぇ。

 

英語のジョークは、日本語に訳してしまうと分かりにくい場合が多いですし…、やっぱり英語で理解できた方が楽しい。さらに、好きな海外アーティストがいれば、どういう意味か知りたい!英語をもっと理解したい!という意欲にも繋がるので、英語を学ぶ原動力になりますね!

ビートルズのように好きなアーティストがいたおかげもあって、英語をもっと勉強したいなっていう意欲が強くなったと思います。

またビートルズの曲を聴いてこよう。

 - エピソード, 英会話, 音楽