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スパイスカレーを作りたい!料理初心者の必要最低限スパイス3選

      2020/10/26

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スパイスカレーを作りたいのだけど、まず、どのスパイスを買ったら良いの?
使い方は?注意点はある?

というお悩みに答えていきます!

本記事の内容
必要最低限スパイス3選と、基本情報
パウダー?ホール?
次にプラスすると良いスパイス3選と、使い方
スパイスカレーの注意点

この記事を書いているのは、料理歴10年の料理好き。
スパイス料理にもはまり、毎日作りすぎて家族に嫌がられた経験があります。
いろんなスパイスカレーのお店へ出かけ、スパイス料理教室にも出席経験あり。
スパイス好きが高じて、シンガポール(インドじゃないんかい)のインド人街にある、インドカレー屋へ一人で訪問。そこにいたインド人店員さんに「なぜ一人で来るのか?彼氏と来い」と諭された経験あり。
そんなスパイス好きが、スパイス料理についてまとめていきますね!

スパイスカレーを作りたい!料理初心者の必要最低限スパイス3選

まず、結論から。
スパイスカレーを作る際に必要な、必要最低限のスパイスをまず3つ紹介します。

ターメリックパウダー、カイエンパウダー(チリ)、コリアンダーパウダー

以上です。

この3つがあれば、だいたいカレーの味になります。

基本スパイス3つの情報

ターメリックパウダー/ターメリックは、和名がウコン。
綺麗な金色で、カレーに入れると、黄色の色がつきます。強壮剤として使われることもあり、肝臓に良い。
ターメリックは、ほとんどがパウダー(粉末状)で出回っています。選ぶ時は、深い色のものが良いそうです。
カイエンペッパーは赤い唐辛子(チリ)の粉末。
カイエンヌペッパーと呼ばれることもあります。辛みの調整が出来ます。刺激が強く、消化を助ける働きもあるけど、あんまり多く取りすぎると刺激が強すぎて炎症になることもあるそうで、注意が必要。
コリアンダーは、今流行のパクチー。英語でコリアンダー、タイ語でパクチー。同じ植物。
ただ、カレーに使うのは葉の部分じゃなくて、種の部分を乾燥させて、粉末にしたものが多いそうです。
古くから、頭痛や消化不良の薬として使われることがあったようです。

まずはこちらを、いつものカレーにプラスしてみるところから始めてみるのが一番簡単です。

スパイスカレーというと、難しそうと思う方が一定数いらっしゃるようなのですが、難しいことを考えないで、まずは、プラスしてみるのをおすすめします。いつものカレールーの分量を減らして、こちらのスパイスをそのぶん加えてみてください。

味が変わって、深みがプラスされます。全てパウダーなので、混ぜれば良いだけですから、簡単です。

加えるタイミングは、香りを飛ばさないために、中盤~仕上げに入れるのがおすすめです。

このあたりの味の変化を「楽しい!」と思えたら、スパイス料理の深みにはまるまで時間はかからない(はず)。
でも、こんな簡単な3つだけじゃ物足りない!という方向けに、もう少しスパイスについて、詳しくみていきましょう。

パウダー?ホール?

まず、スパイス初心者が壁にぶつかるのが、「パウダー」とか「ホール」なる記述があることです。私も最初よく分からなかったのですが、複雑なことは何もありません。

パウダー…粉末状
ホール…そのまんまの形
シード…種の部分

これくらいで、ざっくり覚えれば、ひとまず大丈夫です。
パウダーのスパイスだけじゃなくて、ホールスパイスも使ってみたい!という本格派は、次に進みましょう。
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初心者も簡単スパイスカレー!次にプラスすると良いスパイス3選

クミン
暑い気候で育つセリ科植物が元。「ガラムマサラ」という、複数のスパイスがミックスされたミックススパイスの欠かせない材料の一つです。
よく使われるのは、クミンの種子の部分。細長く楕円形で、独特の香りがします。
下痢や消化不良などの薬としてインドでは使われるようです。
クローブ
パウダー状のものもあるようですが、日本でよく目にするクローブは、ホールのものです。チョウジノキのつぼみの部分を乾燥させたもので、このチョウジという木は、12-15mにもなる高い木で、完全に成長するには20年程度かかるとか。
茶色がかかった色味で、独特の渋い風味があります。昔むかし中国では、クローブを口に含み口臭を消していたとか。浄化作用のあるスパイスなのですね。インドのミルクティー、チャイを作る際に欠かせないスパイスです。
カルダモン
スパイスの王様、女王とも呼ばれるカルダモン。ショウガ科の植物で、実の部分を食べます。(中にタネが入っています)こちらもホールのものが主流。香水の原料としても使用されていたほど、香りが良く、スパイスの中でも高価なものです。クローブと同じく、インドのミルクティー、チャイを作る際に欠かせないスパイスです。

以上、最初のものとあわせると、全部で6つになりました。
これを使いこなす勢いでいきましょう!

+αスパイス3つの基本的な使い方

クミン:少し熱を加えることで、香りを出してから加えると美味しいスパイスです。オリーブオイルと一緒に弱火で少し熱を加えても香りが引き立ちます。
煎るのが面倒な時はそのままカレーに入れて煮てしまっても、問題ありません。なんでも厳密にやろうとせず、アバウトで進んでいくことが大事です!

クローブ:カレーを煮込む段階になったら、1つか2つ、少量でOK。他の材料と煮込みます。

カルダモン:カレーの具材を炒めている時に少しプラスしてもよし、煮込む段階でプラスしてもよし。
ただ、煮込むにしろ炒めるにしろ、強火は香りが飛んでしまうので絶対弱火がおすすめ。

基本的にまずここからスタートしていって、幅を広げていかれるのをおすすめします!

スパイスカレー注意点

最後に、スパイスカレーを作る上での最低限の注意点をまとめていきます。

まずは少量から
スパイスは基本的に刺激が強いので、少量から使って慣れていくのがおすすめです。お腹がゆるくなったりしやすいですから、少しずつ、少しずつ。体に良いからといってたくさん入れすぎるのではなくて、少しずつ日々取り入れる方向が一番です。

旨味を出すのは何か?
インドのカレーではダル(豆)で旨味を出していますよね。スパイスだけでは、色や香りは良いけど、物足りなくなってしまいます。旨味を出す食材は何か?お肉、お魚、お豆…などで旨味を出して作ると美味しいです。

塩加減も忘れずに
塩や胡椒(ブラックペッパーもスパイスですが)で味をつけるのを忘れずに!これは体験談なのですが、スパイス料理を始めた頃、香りがとても良いので、味もがっつりついているだろうと思ったら、味が薄くて、塩の重要性を思い知りました。
少しずつ味見しながら作るのがおすすめです。スパイス料理はダイエット効果も抜群ですから、時々作ってみると楽しいですよ!

以上、スパイス料理初心者の始め方でした。野菜とお肉やお豆の旨味で、是非スパイスカレーを楽しんでみてください!

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