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BGMにも良い、ぼーっと聴きたい優しいおすすめ洋楽5選

      2019/02/13

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音楽が好きです。

音楽にもいろんな曲がありますが、日本語の曲でない場合、歌詞がわからないことが多いので、街なんかで耳にして「あぁこの曲、好き!もう一度聴きたいけど、なんていう曲なのか、曲のタイトルがわからない」ということが、私は結構あります。

いつも新たな良い曲との出会いを求めてさまよっていますので、ネット上でもいろんな人のおすすめを見に行きます。
…それで、良い曲と出会うと、たまにこう、誰かと話したくなるんですよね。

ということで、優しい洋楽5曲について、まとめてみました。優しいBGMにも良さそうです。特別な日にかかっていたら、素敵だなぁ…。(勝手に語りたいだけです)

Laughter in the rain
(邦題:雨に微笑みを)

Neil Sedaka(ニール セダカ)の、1974年にリリースされた1曲。

最初っから70年代の曲でいきますが、この曲とても良いですよね…。聴いてもらったらわかります。
とても素敵な歌で、大切な方と聴くにも、独りで何も考えずに聴くにもぴったり。
とても優しい気持ちになれます。
この邦題もまた、良いですね~。「雨に微笑みを」。素敵だなぁ。

この曲はずばり、愛する人と過ごす幸せ、そういう幸福感に包まれたような音が魅力の1曲です。

突然のどしゃぶりの雨。雨音とともに聴こえて来る笑い声。歌の優しい音が、幸せな雨音にも聞こえてきます…。

ちなみに、この曲を歌うニール セダカは、アメリカ出身のシンガーソングライター。
50~60年代に多くの大ヒット曲を生み出しましたが、その後、The Beatlesなど、イギリスのバンドが多くヒットを飛ばす中、人気が低迷。売れない時代を過ごします。
Laughter in the rainも、イギリスでは15位にランクインしたものの、当初、アメリカでは全く注目されなかったそうですよ。

そんなニールに救いの手をさしのべ、アメリカでもこの曲をヒットさせる手助けをしたのが、なんと”Your Song(邦題: 僕の歌は君の歌)”でも知られる有名アーティスト、Elton John(エルトン ジョン)だったようです。
この曲は、エルトン ジョンが設立したRocket Records(ロケット レーベル)からシングルとしてリリースされると、1位となる大ヒットを記録しました。

ということで、
この”Laughter in the rain”は、低迷期を過ごしていたニールが、アメリカでの復活を果たした「カムバックソング」としても知られているようです。
誰にでも、スランプや低迷時期ってあるんですね。
そしてニールはこの後も、大ヒット曲、Love Will Keep Us Together(1975)(邦題:愛ある限り) などを制作、完全復活を果たしました。

(売れっ子になったり、全く売れなくなったり。
そんな波瀾万丈のニールの人生は、”Laughter in the rain-The Neil Sedaka Story”
として、2010年、ロンドンでミュージカルにもなったようです)

この曲は、大切な方と聴くにも、独りで何も考えずに聴くにもぴったりだなぁと思います。
とても優しい気持ちになりますよ〜。
雨の日は部屋の中でこんな曲を聴いて穏やかに過ごすのも素敵ですね~。

“Dream A Little Dream of Me”

この曲もとても有名。優しい音とメロディが魅力の1曲です。
この曲自体は、1931年に作られたものだそうで、多くの有名アーティストに歌われてきた名曲ですから、いろんなバージョンがあります。

例えば…

  • The Mamas & The Papas(1968) …やさしい。素敵。
  • Doris Day…女声のゆったりとした歌い方と音が素敵
  • Nat King Cole…軽快な歌声とピアノが魅力
。
  • Louis Armstrong and Ella Fitzgerald…かすれた深い男声と女声、トランペットの音が魅力的
  • Michael Bublé…優しい音と男声が綺麗 …などなど。

どのバージョンも味があって、素敵で良いですよね〜〜。
Youtubeに色々ありますので、それぞれ聴いて楽しめます。
自分の好きなバージョンを気分によって聴くのも良いですね。静かで大人な夜を演出したい時にぴったりの1曲です。

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“Never Gonna Fall In Love Again”

この曲に関しては、以前も別の記事に書いたので短めにしますが、1975年のEric Carmenによる名曲です。クラシック音楽への愛から生まれた曲だそうで、すっごく良い曲で最高に優しいですよ。ドラマチックな盛り上がりがある曲です。
もうただただ聞いて。

個人的には、誰か失恋した人がいたら、教えてあげたい曲トップ10に確実に入ります。

“What A Wonderful World”

邦題、この素晴らしき世界。誰もがどこかで必ず耳にしたことのある1曲で、20世紀を代表する有名なジャズミュージシャン、Louis Armstrong(ルイ アームストロング)によって、1967年にリリースされた曲。
ルイ アームストロングは、 ジャズの歴史に最も影響を与えた伝説の人物の一人で、トランペットの名演奏でも有名です。

彼の専門はジャズ。この”what a wonderful world”は、多くの人に知られ大ヒットを記録した有名曲ではありますが、彼の典型的なジャズの曲とは一線を介した、少し毛色の違う1曲であるようです。

この曲に関するエピソードとしては、ルイ アームストロングはこの曲を、大々的なスケールのオーケストラで、音にこだわってレコーディングしたんだそうです。

そして、そんな風にレコーディングに参加してくれたオーケストラの人々全員に賃金がきちんと支払われるようにと、自分はたった$250しか受け取らなかった…という話を、記事で読んだことがあります。

音にこだわってレコーディングされた1曲。是非存分に味わって聴きたいです。

そして…。この曲が発表された1967年といえば、もう一つ。ベトナム戦争、まっただ中の時代でした。
この曲を作ったBob thiele(=Geroge Douglas)とGeorge David Weisは、ベトナム戦争にうんざりして、平和な世界への願いや祈りを、この曲にこめたと言われています。

この曲も沢山のアーティストにカバーされています。Louis Armstrongの、うなり声のような
趣ある歌声も、沁みますね。

音楽で大成功を収めたレジェンドであるLouis Armstrongですが、当時は黒人というだけで、差別されていた時代…。差別に加え、家も貧しかったそうで、生きて行くにも大変。沢山の苦労を味わったようです…。

そんな想像を絶する苦労を乗り越えて、この曲を、本当に気持ち良さそうに、心から素敵な笑顔で歌っているのも、凄いですよね…。
人々の心を動かし、長年愛され続けている訳が分かる、素晴らしい1曲です。

“Lucky”


比較的最近の曲。2008年にリリースされたJason Mraz ft. Colbie Caillatによる1曲です。ギターの優しい音が心地よくて、歌詞も非常にゆっくりなので、英語の練習にもなりますよ。アコースティックギターの音色が好きな方は、きっと気に入るんじゃないかと思います。

この曲は、タイトルの通り。なんて幸せなんだろう…そんな優しい愛情と、幸せに溢れた曲ですよ。

さて。この曲はJason MrazとColbie Caillatという、とても有名なシンガー2人が一緒に歌っていますが、このコラボはそもそも、Jason Mrazの方がColbieのファンになり、声をかけたのがきっかけで実現したんだそうです。

そして、この曲の歌詞は、この2人がお互い何度もメールでやりとりをし合う中から生まれたんだとか。
ギターの音色と掛け合うボーカルが優しくて、とても素敵な気分になれる1曲です。

終わりに

優しい曲って良いですよね〜。穏やかな気持ちになってしまいます。

楽器が演奏できたら素敵でしょうねぇ…。音楽を静かにかけるだけで、部屋の雰囲気がいつもと違ってとても素敵になりますよね。

音楽って素敵だなぁ…

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