Electric Light Orchestra(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の傑作アルバム『Discovery』
2020/11/05
スポンサードリンク
Electric Light Orchestra(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の名作アルバム、「Discovery」。
The Electric Light Orchestraの曲が好きな方でしたらたどり着くであろうこのアルバム。
このアルバムはとても評判が良くて、知名度が高いですよね。聴いてみたら納得、全部良い曲です!
そこで、The Electric Light Orchestraについて、大きく影響を受けたといわれる「Beatles (ビートルズ)」との接点から、いかに素晴らしいGroupであるかを語ります。
ELOとビートルズ
Electric Light Orchestra、略してELOは、70年代を代表するイギリス出身(厳密にはイングランド)のグループです。
とても洗練された、未来的な音の響きが魅力的。
ELOの有名なメンバーといえば、ELOの音作りを主に担っていた、Jeff Lynne(ジェフ•リン)。
ジェフ•リンは、作曲はもちろん、数々の有名アーティストをプロデュースしたり、ギターだけでなく沢山の楽器を演奏することができるマルチプレイヤーとしても知られる、稀有な音楽才能の持ち主です。
この”Discovery”に入っている曲も、ほぼ全て彼が作詞、作曲して作り上げているようです。凄いな!
そんな彼は、2012年、2015年にもアルバムを発表するなど、現在も精力的に、アクティブに活躍されています。何十年もずっと走り続けているというのも凄いですね。
さて。
本題に戻りますが、そんな素晴らしい音楽センスの持ち主、ジェフ•リンがとても尊敬し、大きな影響を受け、目標としていたというのが、イギリスの伝説バンド、The Beatles(ビートルズ)。
やっぱりビートルズは偉大だな~。
しかし、ジェフ•リンも凄いです。
彼は80年代、ビートルズの元メンバー、ジョージやリンゴのアルバムをそれぞれプロデュースしたそうです!
プロデューサーとしての才能も認められ、見事に成功したんですね。
「目標」としていた人たちのアルバムをプロデュースするって、どんな感じなんだろう…。
ジェフは、1968年に初めてビートルズと会った時のことを、後にこんな風に話しています。
To be in the same room as the four of them caused me not to sleep for, like, three days.
『あの4人と同じ部屋に居たことで…僕は眠れなくなったんだ、3日くらい。』
大きな影響を受けた目標の人々と会えて、3日は眠れなかったと。
どれだけ嬉しかったか、興奮が伝わってきます~。
尊敬すると同時に、羨ましい限りですね!
※英語的には、“same as~”(~と同じ) という表現を使って表現しています。
same asはセットで覚えておくとよく使えます!
“the four of them“で、「あの4人」=ビートルズのこと。
そして、最後の”for, like, three days. “という言葉から、かなり長い間眠れなかったんだ!という興奮が伝わってきます。
良いなぁ~~~!
<スポンサードリンク>
ビートルズの元メンバー、John Lennon(ジョンレノン)はELOを褒めて、こんな風に呼びました。
“sons of the Beatles”(ビートルズの息子)
ビートルズも認めた音楽なんですね〜。
そんなELOのアルバム!1曲ずつ買うこともできますけど、Discoveryはアルバムで買うのが絶対オススメです。
どれも良いですもん。
全部良い…
1曲目の“Shine A Little Love”はとっても元気になります。元気になりたい、アップテンポな曲を聴きたい時にもうってつけです。
“Confusion”もアップテンポな1曲ですが、タイトルを直訳すると「混乱」。
ロマンスがうまく行かず、愛を失って、どうしていって良いか分からない…。
そんなことを匂わせる切ない歌詞になっていますが、これがまた良いです。
軽やかなリズムがどことなく切ない、素敵な曲です。
さらに、有名な“Last Train To London(ロンドン行き最終列車)”も入っていて、これも素晴らしい名曲です。
歌詞の内容としては、最終列車に乗ってロンドンへ帰らなきゃいけない時間が迫っているけど、恋人と離れたくない。だから、今夜が一生続けばいい、音楽を止めないで欲しい…。
誰でも「離れたくない、今夜が一生続けば良い!」と思った経験があるのではないでしょうか。そんな切ない気持ちを感じさせてくれる1曲です。
何度も聴きたくなりますね〜。
“Don’t Bring Me Down”もかなり有名。
一度聴くと頭に残ってしまうようなキャッチーなメロディーとリズムがイイですね~。
他にも、“Need Her Love”, “Midnight Blue”のようなバラード曲から、“On The Run”のように軽やかな曲まで…とにかく良い曲ばかり盛りだくさんで、書き出すときりがないのでやめておきます。
ビートルズファンの人にもおすすめ。
洋楽ファン、音楽ファンにはたまらない、素敵なアルバムです!