留学中の恋愛ってどう?恋愛体験談と注意点

留学

留学中の恋愛体験談が知りたい!

という方のために、留学中の恋愛体験談についてまとめました。

この記事を書いているのは、留学経験ありの翻訳者。
そんな英語好きが、留学後によく質問されたのが、「恋愛って実際どうだった?」でした。
そこで、恋愛体験談について書いていきます。

この記事を書いた人
Cacao

留学経験ありの翻訳者ブロガー

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留学中の恋愛体験談と注意点

やっぱり留学したら、そこで恋愛したいな~と思っている方も多いと思います。
『語学を学ぶには、その言語を話す彼氏もしくは彼女を見つけると良い。』
そんな話もよく聴きますよね。

確かに、彼氏彼女を作れば、間違いなく学びたいという強い原動力にもなるし、話す機会も激増することでしょう。
私も留学中はよく思いました。「いやー、もうこれ、ネイティブの彼氏いたら良いのになぁ」と。そしたらすごく会話(の練習)できるじゃん、と。

留学中の恋愛の注意点

ただ、留学中の恋愛には注意点があります。

それは、
恋愛をして、彼氏/彼女が出来てしまうことで、遊びすぎて、本業(学生でしたら勉強)の方がおろそかになってしまった..こういう話がありふれていることです。
それはもう沢山。

だから、ここは気をつけてください。
留学の目的を、忘れないで!(真面目)

…ただね。その気持ちも分かりますよね。

「自分にないものが素敵にみえる」という構図ってありますからね。「外人ってなんか、新鮮で、かっこいいね」的な。

私も、少し年下の、ブロンドの髪に青い目。
典型的な外人ルックの子と友達になって、「お?」と思ったことがありました。

留学中の恋愛体験談

私の場合、留学中にはいろんな「時期」が訪れたのですが、これはその中でも、『色んな所での居住経験を経て、精神的に物凄く鍛えられ、ただただ”okay okay”言っていた時期』の体験談です。

具体的にどんなことに”okay okay”言っていたのかというと、住む場所とか生活関係に関して、基本的にかなり大らかに暮らしていました。

ホリデー中住む場所?
え?何?良い所がある?
「Okay, Okay」

その結果、ホリデーの2週間ほど、ホストのお家の、車を停めるガレージのような部屋で寝泊まりしていました。

それを知った年下ブロンドボーイが(ホストファミリーの友達)、
何だこの小太りジャパニーズガール、こんな所住んでて文句ないのか?そんな所でいいの?すげーな」みたいな感じで、私に興味を示したんですね。
(というか、それ以外に興味を示してくれた理由は考えられない)

何が出会いのきっかけになるのかなんて、分からないもんですね。
だから人生面白い。

ただ、これだけですと、「え。留学したら、そんな変な所に住まなきゃいけないの?」みたいに、留学に対するネガティブな誤解を生むといけませんので、この件に関してはきちんと補足しておきますが、別に私は無理矢理ガレージで寝泊まりをさせられていたわけではありません。
自分で選んで、そこに有難く住ませて頂いていました。

では、なぜそこに住むことを決めたかというと、
ホリデーの間の2週間限定の住居だしぶっちゃけどこでも良い』、という気持ちがあったというのが一つ、『自分一人で使えるトイレとシャワーがあった』というのが一つ。
特に後者の、「誰にも気兼ねせず1人でトイレとシャワーが使える」という条件は、当時の私にはかなり魅力的でした。

まぁただ、住んでみて後から分かったことですが、そのガレージの上の天井からは、謎の黒い幼虫的な生物がベッドに落ちてくることがよくあったんですけど。

最初それを複数自分のベッドの上で見つけた時は、「おいおいマジか」と思いましたが、ベッドの上でなるべく彼らが落ちて来ない場所を見つけて、変な寝方をすることで必死に解決していました。(解決できてない)

…ということで、そんな感じで、幼虫達とともに図太く生きていた小太りジャパニーズに興味を示した年下ブロンドボーイ

彼は何かにつけて、色んなことに親切にして、声をかけてくれました。
そこまで接点があるわけではありませんでしたが、とにかく気遣ってくれました。
音楽の話をして盛り上がることもありました。
(ただ彼、ビートルズの話になったら「古いから」という理由だけで「好きじゃない」と抜かしてきましたので、衝動的に小太りパンチをかましてしまいそうになりましたが。)

そんなこんなで、彼と良い関係を築き、友達できて嬉しいなーとほくほくしていたのですが、それも束の間。
いざ、ホリデーが終わり学校に戻ることになると、もう彼とはお別れしなければなりませんでした。

そして、お別れの時がやってきました。
これが、何年後も不思議と焼き付いている、綺麗な「瞬間」なのですが…。

なんだか、言うに言われない寂しさをお互いの目の中に見つけた一瞬、ホントにその青い目に吸い込まれそうになったんです。
あぁ、聴いたことはあったけど、こういうことを「目に吸い込まれる」って言うんだなぁと。

しかも、彼もホントに名残惜しそうにしてくれていたんですね。
外人は感情表現が大きいので、寂しいよ!というのがもう、言葉でも態度でもびんびんに伝わってきたんです。
そういうのが日本人としては新鮮で、嬉しくもありました。

それから、お別れをして学校に戻ったあとも、私もなんだか寂しくて、ドラマでよくあるみたいに、勉強中にふとペンをとめて、青い目を思い返すことがあったりと…、ちょっと乙女な気持ちを味わっていました。

そして確かにこの時、彼のお陰もあって、英語をもっと勉強しよう!したい!というモチベーションは高まったと思います。


ということで。

ここまでですと、『そしてこの後、彼と付き合うことになりました。でも勉強には集中できなかったので、やっぱ留学中、恋愛は必要ないかな』的な、上から目線キラキラ恋愛体験談か?と思わせる運びですよね。

ただ、これが

全然違う

んですよね。

結末を先に言ってしまうと、別に後から、何があったわけでもなくですね。

この話は、これで終わりなんですよ。

その後の動き、なし。

ただ、唯一、後日談として…、分かったことが一つあったとすれば、
…いえ、でもこれは…後から知ったというか、実は最初から明確に分かっていたけど、ずっと気付かないフリをしていただけかもしれませんが…

彼、ゲイだったんです。

…どことなく女性らしい雰囲気の漂うタイプの方で、誰もが最初からフェミニンな方だな~と思うタイプの方で。
なんなら、周りの方も家族もみんな知っていました。
いや、うん。私だって、実は何となく、分かってたよ。

…と、いうことで。

一言でこの話をまとめるとすると、単に「ちょっと仲良くなった外人の子がゲイだったから、私たちの間にあったのはロマンスではなかった」という恋愛(?)体験談エピソードなのですが、ではこれで私は何が言いたいのかというと。

吊り橋効果というのもあるように…留学中や、非日常、もしくはすごく今辛い状況に置かれている時っていうのは、どうもスリルを求めてしまうような時期があったりすると思うんです。

私の場合だと、全くの友情関係で、相手の方も明らかに女性に興味がないにも関わらず、ちょっと現実を見ないフリをして、擬似的に乙女な気持ちになってみていました。

この過去の私が体感したような、一時の「スリルを求める気持ち」(=恋愛?)に走ってしまうと、何が起こるかというと…

集中力がものすごい勢いで途切れるんです。

これは、誰もが若い頃に、経験したことがあるかもしれません。
もう、なんだか集中できんのです。

そしてこれが、再び留学中の恋愛の注意点、その裏に隠れるリスクだと思います。
良いことばかりではありません。

ですから、留学中の甘い恋愛体験を夢見ている友達がいたら、

その言語を話す彼氏もしくは彼女を見つけて恋愛すると、会話の上達に良いかもしれないけど、集中力には注意が必要だよ。

って言ってあげるのが、親切なのかもしれません。(余計なお世話)
よくよく考えて、自分が何がしたいのか見極めることが大切ですよね。

実際、留学中って恋愛できる?

以上が私の留学中の恋愛体験談です。

え、これが留学中の恋愛体験談?」という声が聞こえてきそうなので補足しますと、もちろん友人の中には、留学中、外人の彼氏を作っていた子もいました。
その友人の場合、普通にそのへんで出会って付き合っていました。(雑)

また、日本人の女性の場合。
留学中に多くの日本人の女性を見てきて思ったのが、日本人の女性って結構モテるというか…男性が寄ってきている方が多かったような気がします。
日本人の「優しい」「清潔」というような一般的なイメージがあって、人気なのかもしれません。

日本人の男性の場合は、「日本人の男の人は海外でモテない」なんて話を時々聞きますよね。
ただ、私の周りではそんなことありませんでした。

というのも、綺麗な白人の子が学校にいたのですが、その子はがっつりアジア系男性が好きだったそうです。
が、その時いた日本人男性がみんな揃いも揃って何もしなかったので、何も起こりませんでした。
「日本人はシャイ」というイメージがあるらしく、彼女としても、どう声をかけて良いのか、どう仲良くなって良いのか、わからなかったそうです。

と、こういうケースもありますので、自信を持っていきたいですね〜。
自分から行動した方がチャンスを逃さずに済みそうです。

英語力と恋愛の関係性:恋愛した友人と、しなかった小太りの比較

…最後に、英語力という観点から、図式化してみました。

外人の彼氏がいたAさん:結果、「会話力」は上達しましたが、机に向かうことが減って行ったため、試験や文章力はそれほどでした。

→ 会話スキル ◎ それ以外 ○

外人の彼氏がいなかった小太り:机に向かう時間がすごくあったので、会話はそれほどですが、英語の文章力や単語力はかなり伸びました

→ 会話スキル ○ それ以外 ◎

…あれ。
ということは。

「彼氏(彼女)がいる、恋愛をしている努力家」が最強ではないか?という結論が見えてきました~~。

改めて考えてみると、「会話スキル」を上達させたい方は、留学中に恋愛をして、彼氏や彼女を作ることはやはり、有効そうですね。
精神的にも嬉しいし、余裕が生まれるから、やっぱりちょっと、何もないよりも、そういうのは多少あった方が良いのかもしれませんね~。

ただ!恋愛しないならしないで、一人で生き抜くので、メンタルは鍛えられますよ。
何のこれしき。
私は日本を背負ってきておるのだというよく分からない意識が芽生えたりします。(背負ってない)

最後に

以上、留学中の恋愛体験談についてでした。

真面目な話、折角時間と費用を使って海外へ出るんだから、やはりある程度きちんと目標と目的をもって行かれることをおすすめします。
じゃないと時間は限られていますから、勿体ないです。

そして、語学を勉強するために恋愛をする!彼氏彼女を見つけたい!という考え方もある程度は良いと思いますが、もし万が一何かやり遂げたい目標があるのなら、一旦作らない!という選択肢もありかもしれません。

ちなみに、他にも留学体験談を書いていますので、ご興味のある方はこちらをどうぞ。
【留学中の勉強】洋書が英語力向上の役に立った体験談
英語で”LOO”ってどういう意味?LOOの意味と語源について

自分が満足できるかどうか、ですよね。
楽しい留学生活になりますように。

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