天才、アインシュタインの名言を英語で!大事なのは好奇心と想像力
2020/09/30
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ノーベル賞受賞科学者で、世界的に有名な、天才の代名詞的存在、Albert Einstein(アルベルト・アインシュタイン)。ドイツ出身の物理学者。相対性理論を提唱し、1921年にノーベル物理学賞を受賞しました。舌を出したお茶目な写真でも有名ですよね。
アインシュタインって、すごいですよね〜。同じ人間で、新しい発見や発想、価値観をどんどん生み出していったんですから。そんな尊敬するアインシュタインの「名言」を調べてみました。英語で読めば、英語の勉強にもなるし一石二鳥。
アインシュタインの名言にはとても参考になるものが多いです。頭の良い子を育てるために、子育ての参考になるようなものも沢山ありました(子育て、していませんが…)。これから沢山、アインシュタインのような頭の良い子供たちが増えてくれれば、世界は明るいですよね!
では、まずはじめに、アインシュタインが提唱した相対性理論。「相対性」について。
これって、いまいち難しくてよく分からない!具体的にどういう風に説明されるんだろう?と思い、いろいろみていたら、アインシュタインのこんな解説を見つけました。
When you are courting a nice girl an hour seems like a second.
When you sit on a red-hot cinder a second seems like an hour.
That’s relativity.
訳してみます。「可愛い女の子と一緒に居ると、1時間が1秒のように感じる。
赤く燃えたぎった石炭の燃えかすに座っていると、1秒が1時間のように感じる。それが相対性だ。」
なるほど。分かりやすい。笑
英語学習的にも、「Seem(〜のように見える、思われる)」という単語が使われた、良い例文ですよね。seemもよく使われる単語ですから、覚えておくと良いですよね。
どんどん見ていきます。
人々から「天才」と言われるアインシュタインのような人は、小さい頃から、生まれつき天才だったと思われがちです。生まれつき人と違って賢かったんだろう、とか。
天才と呼ばれるようになるアインシュタインはどんな子供だったのか、気になりますよね。
諸説ありますが、アインシュタインは3〜9歳まで言葉を話さなかったそうで、小さな頃から「天才」と思われていたわけではなかったようです!
アインシュタインも自身について、こんな風に言っています。
“It’s not that I’m so smart, it’s just that I stay with problems longer.”
「私は特別賢いわけではありません。ただ、人より長く問題と向き合っていただけです。」
く〜っ。かっこいい。
生まれつきの才能だとか、生まれつき頭が良かったとか、そういうことではないと。そういう姿勢を応援したいし、見習いたいですね!
大事なのは「好奇心」
さらにアインシュタインは、とても機知に富んだユーモアのセンスのある人柄でも知られています。(頭の良い人って、ユーモアのセンスがある人が多いような気がしますが、あれってどうやったら身につくんでしょう。いつも楽しいジョークをたくさん話せるような人間に一回はなってみたいと思いますが、なかなか練習でなれるようなもんでもないですし、難しい。気の利いたジョークの一つも言えるようになりたいなぁ。)
そんなユーモラスな人柄からも、多くの人々に愛されたアインシュタインの名言を、もっと見ていきます。
“The important thing is not to stop questioning; curiosity has its own reason for existing.”
直訳すると、「疑問を持ち続けることが大切だ。好奇心の存在には理由がある。」
英語の文法的には、the important thing「大切なこと」が主語、isでつなぎ、後半で「大切なこと」は何かを説明する文になっていますよね。
「not to stop questioning」が後半にきているので、「質問することをやめない」ことが大切だ。=疑問を持ち続けることが大切なことだ。と。
「Curiosity」は「好奇心」という単語。これは覚えておくと便利です。
「Curious」になると形容詞になり、好奇心を持った様子を表す言葉になります。
好奇心か…。考えれば考えるほど、ちょっと反省中です。子供のような心をいつまでも忘れないで、生きていきたいなぁ。子供はよく言いますもんね。「なんで?」って。沢山のことに疑問を常に持っていて、好奇心でいっぱいです。
そしてこの「Curiosity」(好奇心)は、アインシュタインを語る上でとても重要なキーワードになっているようで、アインシュタインは他にも、好奇心に関連する沢山の言葉をのこしています。
例えば…
“I have no special talents. I am only passionately curious.”
「僕には特別な才能がある訳じゃない。
好奇心がとても強いだけだ」
最初に紹介した「僕は特別賢いわけじゃない」の名言にも似た内容ですね。
talentsは、「才能」という意味。
I am only passionately curious.の文は、主語 + Be動詞 + 形容詞 の基本的な文型を、only とpassionatelyで修飾した文ですよね。
「passionately」は、情熱的に、とか、熱烈に、という意味ですよ。もう情熱的に、熱狂的に、猛烈に好奇心が強いってことを言っているんだなって、そのニュアンスが伝わってきますね。
アインシュタインのように、周りからみたら明らかに「すごいなぁ!」と思われているような人でも、自分のことを「天才」とは思っていなくて、ただ単に自分は、好奇心がとてもとても強いだけだと。人々との単なる「違い」は「好奇心の強さ」だと言っているんですね…。
自分を振り返ると、「当たり前のこと」として色んなことに対して、何も疑問を抱かずに生きているかもしれません。アインシュタインを見習って頑張りたい。色んなことに興味を持って、追求する姿勢を身につけていきたいです。
また、1955年、雑誌で若い世代へのアドバイスを求められた時に彼が答えた言葉も見つけました。
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“Never Lose a Holy Curiosity.”
シンプル!!机に貼っておきたいくらい、簡潔で核心的なメッセージ!
訳すとすると、「神聖な好奇心を、絶対に失わないで」。
Holyは「神聖な」という意味を持つ形容詞です。クリスマスソングの一節でも「♪holy night(聖なる夜)」としてよく出てきます。
「curiosity」(好奇心)を、「holy」を使って表現していることからも、アインシュタインがいかに、好奇心を重要に考えていたかが分かります。
何度も言うようですが、天才と呼ばれている程の科学者である彼が、「自分は特別天才なわけでなく、ただ好奇心が強いだけ」だと言っているんですから…勇気づけられます。
もう一つ大事なのは「想像力」
そんなアインシュタインを語る上で外せない、もう一つのキーワードが「Imagination」(想像力)のようです。
Curiosity と並び、アインシュタインはこのImaginationをとても大切にしていたんだなぁ、とわかります。それがこちら。ちょっと長いですが、こちらの名言。
“I am enough of an artist to draw freely upon my imagination.
Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited.
Imagination encircles the world.”
「僕は想像力でどんなことも自由に思い描くことができるアーティストだ。
想像力は知識よりも重要だ。
知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。」
Imagination is more important than knowledge.の文は、「more 〜 than」を使った基本的な比較級の文になっていますね。
知識よりも想像力が重要だと断定していますよ。「詰め込み教育」ってどうなんだろうな…と、考えさせられる言葉です。
確かに、子供の想像力にはすごいものがありますよね。そういう想像力をのびのび伸ばしていけるような教育も大事なのかなぁって感じますね。
さらに、imaginationという言葉自体は出てきませんが、こんな言葉も…。
“If you want your children to be intelligent, read them fairy tales.
If you want them to be more intelligent, read them more fairy tales.”
「もし子供に賢くなってほしければ、おとぎ話を読んであげなさい。
もっと賢くなって欲しければ、もっとおとぎ話を読んであげなさい。」
おとぎ話を読んで、子供の想像力を培うことは、それだけ大切だということでしょうか。意外だなぁ。子供がわくわく楽しめるようなおとぎ話を読んで、想像力を膨らませてあげて、好奇心を刺激するような教育、これがアインシュタインのような賢い子供を育てる方法かな?
いつか子供を育てることがあれば、子育ての参考にしたいです。やっぱり生き生き楽しくさせてあげたいですよね。
「if you want your children to be intelligent」の文は、「誰々に何かをして欲しい」と言いたい時に、参考にできる文章になっています。
例えば、I want my children to be brave.だと、「(私は)子供に勇敢になってほしい」
I want の後に、まず、何かをして欲しい対象の相手(ここでは、children=子供達)を置き、その後to + 動詞で繋ぐ。ここでは、「賢くなってほしい」「勇敢になってほしい」二つとも形容詞ですので、「to be intelligent」のように、be動詞を入れて繋いでいます。
そして、再び「Imaginationの大切さ」について。すごくしっくりくる言葉です。それがこちら。
“Logic will get you from A to Z; imagination will get you everywhere.”
「理論は、あなたをA地点からZ地点まで連れて行く。想像力は、あなたをどこへでも連れて行く。」
ちなみに、この「A地点」と「Z地点」ということについて補足すると、AとZはアルファベットの最初と最後の文字です。そこから、「最初から最後まで」「全部」っていう感じの意味合いが含まれていると分かります。結構使われる表現ですよ。
ですから、この名言を少し意訳するとすると、「理論は、出発点から最終地点まで網羅するけれど、限界がある。想像力はどこへでもいける。全く限界がない。」というようにできるかもしれません。
時空間が「絶対的」だと考えられていた時代に、相対性理論という柔軟な考えを提唱する。
想像力が豊かだからこそ、アインシュタインは普通では考えつかないような、柔軟な思考が出来たということなのか。そして特別賢いわけではなく、好奇心が旺盛だっただけだと自分で言っている。
すごいです〜。本当にすごい。やっぱりそういう姿勢が、世紀の大発見を生み出して、新しい価値観を創り出していくんですね!!そういう柔軟で好奇心に満ちた人間が沢山増えれば、未来は明るいです!!見習いたい。
Curiosityとimagination。
偉人の言葉を大切にしつつ!
では最後に、明日からも頑張ろうと思える、元気の出るアインシュタインの言葉を一つ。
“You never fail until you stop trying.”
「挑戦をやめるまでは、それは失敗ではない。」挑戦し続ける限り、あなたは失敗しない!
この言葉、一度読んでからずっと、頭から離れません。励まされる〜。「失敗した」と落ち込んでしまう時に、すごく勇気づけられます。あきらめたその時点で初めて「失敗」ですね。!
だからまだ失敗じゃないんですよね!挑戦し続けることが大切。
アインシュタインのことをもっと知りたくなってしまいました。本も読んでみたいです。