英語as much asの意味と使い方【例文9つ】

英会話

英語as much asの意味と使い方を知りたい!例文を読みたいな。

という方へ、as much asの意味と、例文7つから使い方を解説していきます。

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英語as much asの意味と使い方【例文9つ】

まず、『as much as ~』の主要な意味として辞書に載っているのが(もちろん他にも意味はありますが)、こちらの二つです。

① 「~だけ(多く/沢山)」
②「~と同じ程度に」

まずはこの主要な二つの意味をマスターしてしまえば、あとは簡単だと思います。ただ…
う~ん、これだけ見てもいまいち、使い方や意味がピンときませんね。
どのような使い方をするのでしょう?

早速、例文から見ていきましょう!

possibleや主語+canと使われる場合の例文

例文1.

“Do as much as possible, and talk of yourself as little as possible.”
― Sallust(サッルス:紀元前1世紀のローマの政治家)

as much asとas little asが出てきましたね。こちら、有名な古代ローマのサッルスさんの名言です。

順を追って読んでいきますね。
まず、一文目、“Do as much as possible“から。

だいたい、訳す時は文の最後から訳すと訳しやすいですので、最後から見ていきましょう。

最後から見ていくと、最後に「as much as possible」が使われています。

はて。as much as possible?
どういう意味だっけ?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

こんな風に、as much asは「possible」と一緒に使われることがよくあります。
possibleは主に「可能/できる」という意味がありますから…。
as much as possibleで、「出来るだけ(たくさん)・出来る限り」という意味合いの表現になります。
これはよく使われる表現なので、丸暗記で、覚えてしまった方が良さそうです。

ポイント:
as much as possibleは、「最大限」:「できるだけ(多く、たくさん)」「できる限り」

では、「出来る限り」何をしろ、とサッルスさんは言っているんでしょうか?

この例文では、シンプルに「DO」としか書いてありません。
Doは「行動をする」という風に訳せますから…

“Do as much as possible”は、「できる限り(出来るだけたくさん)行動しろ」という意味合いになります。

では、その次の文章を見ていきます。

talk of yourself as little as possible”

これはどう訳しましょうか。

「as little as possible」は「できるだけ少なく」という意味を持ちます。
一言で訳すとすると最小限/最低限

as much as は出来るだけ「多く」、as little as は「少なく」です。
(一文目で使われている”as much as possible”対比的な表現になっていますね。)

talk as little as possibleだと、「最小限で話せ」とか、「話すのは最低限にしろ」という意味合いになります。

ということで、通しで訳してみますと…。

行動は最大限にしろ、自分のことを話すのは最低限にしろ
という意味になります。

ついつい、口ばかり動いて行動が出来ないことが多いですもんね…。
サッルスさん、紀元前1世紀の人の言葉とは思えない、現代にばっちり通用する名言です。

さて。
この「as much as possible」パターンは、応用していろんな文章が作れます。

例文2.

Please talk as much as possible.
(できるだけ沢山話してください。)

例文3.

I ate vegetables as much as possible.
(できるだけたくさん野菜を食べた)

など。

会話の中でもよく使われるので、表現としてそのまま覚えてしまうとすぐ使えますね。

また、possibleのほかにも…

例文4.

I will try as much as I can.

こんな風に、”主語+can”でも文章ができます。
“主語+can”も「私には出来る」「可能だ」という、possibleと同じような意味がありますよね。
ですから、この文章で「私はできる限り挑戦します」という意味になります。

possibleと何が違うの?と思うかもしれませんが、基本的には同じ。
ただ、過去形の文を作りたい時なんかに、こちらが多く使われます。

例えば…過去形の文章

例文5.

I tried as much as I could.
(私は可能な限り挑戦をした)

can の過去形はcouldです。動詞のtryがtriedと過去形になっていますから、最後もしっかり過去形のcouldになります。

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possibleや主語+canと使われない場合の例文

では、possibleや主語+canと使われない場合はどうでしょうか?

as much as のあとに”possible”や”主語+can”がこない時は、大体as much asは②「~と同じ程度に」という意味だと思っておくと、分かりやすいかもしれません。

例文6.

She knows as much as I do.
(彼女は私と同じくらい知っています。)

こんな感じです。
〜と同じくらい」という意味になっています。

でも、もう少し複雑な使い方をされることもあります。
例文を使ってみていきましょう。

例文7.

“Dreams have as much influence as actions.”
― Stéphane Mallarmé

こちらは、19世紀、フランスの詩人の方の名言です。

as much のあとにinfluence(影響)という名詞を入れて、同じくらいの影響としています。

名詞を入れて文を作りたい!という場合は、この位置 (as much 名詞 as)に入れると良いことがわかります。
※ちなみに、加算名詞(数えられる名詞)の場合はmuchではなく manyになりますよ。

では、
主語は何かというと、冒頭の「Dreams(夢)」と、asの後に置かれた「actions(行動)」ですね。

繋げてみると、「夢見ることには、行動するのと同じくらい、大きな影響力があるんだよ。」という意味になります。

これは少し、応用編ですね。

では、次。
こんな例文も挙げてみます。

例文8.

You can drink as much as you like.

→これ、順を追って最後から訳していきますと…

you like→好き
as much as →同じ程度
you can drink→飲んで良いよ
直訳すると、「あなたが好きなのと同じ程度、飲んで良いよ(変な日本語ですが)」
=「好きなだけ飲んで良いよ

になります。

あれ?「〜だけ」っていう訳になりましたね。

wantやwishなど、願望を表す動詞が後にきた場合、possibleやcanと同じように「〜だけ」と訳した方が日本語的に通じます

どういうことでしょうか?
次の例文でもう一度見てみます。

例文9.

Please take as much as you want.
(欲しいだけ取ってください。)

後ろから順番に訳してみると、

you want→あなたはほしい +
as much as→と同じ程度 +
Please take→取ってください=3つの文を合体させると、「あなたが欲しいのと同じ程度、とってください」になります。
ただ、これは日本語的に変なので、これを意味が通じるようになおすと、
あなたがほしいだけ、とってください」になります。
ポイント:
as much asの後に、wantなど願望を表す動詞が後から来た場合も、「〜だけ」という訳し方ができます。

使い方と意味が見えてきましたでしょうか。

ゴッチャゴチャしてきましたね!
最後にまとめておきます。

as much asの主な意味と例文まとめ

as much as の主な意味は、

① 「~だけ(多く/沢山)」
②「~と同じ程度に」

as much as の後に”Possible”や”主語+can”が続いたら…「できるだけ沢山」「最大限」
例:Do as much as possible.

wantなど願望を表す動詞が来た場合は、「〜だけ」と訳すと分かりやすいよ
例:Please take as much as you want.
(欲しいだけ取ってください。)

それ以外は基本的に「〜と同じ程度
例:She knows as much as I do.
(彼女は私と同じくらい知っています。)

以上!

英語as much asの意味と使い方、例文でした。
いろんな応用した文章がありますが、基本は同じなので、多くの例文を読んで慣れていけると良いですね!

よろしければこちらもどうぞ!

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