薮から猫

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as much asとas little asの表現、使用例を名言で学ぶ!

      2019/01/25

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「as~as」という文は、構成にしろ意味にしろ、ちょっと最初ややこしく感じませんか。
「as~as」同等比較とも呼ばれる表現で、「〜と同じくらい」という意味ですよね。ただ、asの間の単語に色々種類があって、それの訳し方や、文章の作り方が慣れるまで難しい。

しかも、結構使われます。

特に、

as much as
as little as
as long as
as soon as
as far as

辺りは、よく使われますよね〜。長文問題なんかでもよく出てくる表現です。

ということで、今回はまず上の2つ、「as much as」と「as little as」 が、どのように使われているのか?について、役に立つ名言を探して勉強してみました!

“Possible”と一緒に使われている名言

まずはこちらの名言を見てみます。

“Do as much as possible, and talk of yourself as little as possible.”

「最大限行動し、自分のことを話すのは最低限にしろ。」
― Sallust
(サッルス:紀元前1世紀のローマの政治家)

紀元前のローマの政治家の方の言葉です。

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このサッルスさんの名言では、最初に[as much as possible]が使われています。

こんな風に、as-asは「possible」と一緒に使われることもよくあるんですけど、そういう時はどうやって訳すんでしたっけ?

順を追ってみていくと…

as much as possibleで、「出来るだけたくさん、可能な限り」という意味合いの表現になるんでした!これは覚えてしまった方が良いですよね。

そして、この名言では、最初の「DO」(〜をする)にかかっているので、「可能な限り行動しろ」という意味合いになります。

(ちなみに、最初はこの名言を「出来る限り行動しろ、
そして、自分のことは出来るだけ話すな。」と訳してみましたが、ちょっと日本語的に分かりにくいかな…と感じたので変更しました。)

その後、”talk of yourself as little as possible”となっていますから、一文目で使われている”as much as possible”対比的な表現になっていますね。

「as little as possible」は、「できるだけ少なく」という意味を持ちます。
一言で訳すとすると「最小限/最低限」

ですから、talk as little as possibleだと、「最小限で話す、話すのは最低限」というような意味合いになります。

(ちなみに、この「little」という単語に関して知っておくべきこととしては、

a little = 肯定的な意味
littleのみ = 否定的な意味』

というものがあります。

a little = 少しだけある
little = 少ししかない

aがあるかないかで意味が違う。この違いを覚えておくと、訳す時に困らずに済みます。)

ということで、「行動は出来る限りたくさんしろ、自分についての話は出来るだけするな(最小限にしろ)」という意味が見えてきます。

ついつい、口ばかり動いて行動が出来ないことが多いですもんね…。
サッルスさん、紀元前1世紀の人の言葉とは思えない、現代にばっちり通用する名言です。

“as much as”のみが使われている名言

次は、as much asが使われている名言をみてみます。

“Dreams have as much influence as actions.”
「夢には、行動するのと同じくらいの影響力がある」
― Stéphane Mallarmé

(19世紀のフランスの詩人)

as much のあとにinfluence(影響)という名詞を入れて、「同じくらいの影響力」としています。名詞を入れて文を作りたい!という場合は、この位置 (as much 名詞 as …)に入れると良いことがわかります。

文頭で出てきたDreams(夢)と、asの後に置かれたactions(行動)について話していて、「夢を抱くことには、行動するのと同じくらい、大きな影響力があるんだよ。」という意味の名言ですね。

大きな夢を持って頑張りたいなぁ。

as- asの後にpossibleがつかない場合は、普通に「〜と同じくらい」という意味で訳してしまえばオッケー。

“as little as”のみが使われている名言

では、今度は”as little as”が使われている名言を見てみます。

“The most important thing for poets to do is to write as little as possible.”
「詩人にとって最も大切なことは、最低限の言葉で(簡潔に)表現することだ」
ー T.S.Eliot
(イギリスの詩人)

「to write as little as possible」=「最低限の言葉で書く」ということで、「簡潔に」書くこと、という風に訳すと日本語的には分かりやすいかもしれません。

詩人じゃないけど、なんか分かる気がします。だらだら書くよりも…短い言葉で表現をしろと。その方が綺麗ですもんね。

この文の構成としては、isまでが主語になっています。
isまでの文章を直訳すると、「詩人がすべきことで最も大切なことは」となります。

そして、2文目の to write as little as possible.
この to + 動詞の原形 は「不定詞の名詞的用法」。名詞的用法とか言われると分かりにくいですけど、要は「〜すること」と訳せる文章のこと。

ですから、二つをつなげて、『簡潔に書くことが、詩人がすべきことで最も大切なことだ』という意味の文章になります。

as little as possible.は最初に紹介した名言と同じ使われ方ですね。このas- as表現はpossibleと一緒に使われることも多いので、慣れて覚えておきたいです。

最後に

いくつか、as much as とas little as が使われている名言を挙げてみました。
最初は一見分かりにくい表現ですが…沢山英文を読んだり聴いたりすると自然と慣れてくる表現だと思います。中学や高校ではこの表現の並び替え問題なんかがよくテストに出て、苦労した思い出があります。

テストで「うわ、出た…」と思わないためにも、そして果ては会話の中で「うわ、意味分からん…」と思わない為にも。英語が話せるようになって、すらすら楽しめるようになる為に!

色んな英文を読んだり、聴いたりして慣れていきたいですね。

名言で勉強すると、内容も勉強になることが多いので、英語を読めるのが楽しみになってくるなと感じます。英文が分かるようになってくると世界が広がるし、すごく嬉しいですから…そんな風に楽しみながら、勉強していきたいです!

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