ビートルズの1人!リンゴ スターの魅力
2020/11/05
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Ringo Starr(リンゴ スター)は、The Beatles(ビートルズ)のドラマー。
“Yellow Submarine” “Octopus’ Garden” “With a Little Help From My Friends.”といった曲ではリードボーカルもつとめています。
ビートルズの中の“ムードメーカー的存在” であると言われるRingo。
(ちなみに、芸名であるRingoは、いつも彼が巨大な指輪=ringを付けていたことから付けられたそう)
しかし、音楽性でももちろん高い評価を得ていますし、なんといっても、Ringoはその人柄で多くの人を魅了していました。そんな人柄を表すのが、Ringoにまつわる様々なエピソードです。
私はビートルズが好きなので、今回はその中の一人であるRingoに焦点を当てて、いろいろと調べてみました。
リンゴの人柄を表すほんわか名言
まずは、Ringo自身の発言。
RINGO: My 6-year-old daughter asked me once, ‘Daddy, you used to play in Paul McCartney’s backup band, didn’t you?’
『6歳の娘が一度、僕にこう尋ねてきたことがあるよ。
「ねぇパパ、パパは昔、ポール マッカートニーのバックバンドで演奏してたんだよね?」』
娘さん!笑
し、失礼な!バックバンドじゃないですよ!メンバーの一員です!と言いたくなりますが、Ringo自身は穏やか。そういう優しい存在感を表している一言ですよね。
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次は、1964年、オーストラリアで受けたインタビューにて…。
Interviewer: What’s the rudest question you’ve been asked in Australia?
Ringo: The rudest was, someone said to me ‘How are you doing, John?’
『記者:オーストラリアで受けた、一番失礼な質問は何でしたか?
リンゴ:一番失礼だったのは、「元気かい、ジョン?」と言われたことだよ。』
ジョンって!!これは失礼。おい記者!
そしてこれに対して、ジョンは”That’s not rude.”(別に失礼じゃないだろ)と返しています。こんな風に、ジョークを言い合える仲であるのも素敵ですよね。
さらに、ビートルズのスター、ジョン レノンのこんな一言:
Interviewer: Does all the adulation from teenage girls affect you?
John: When I feel my head start to swell, I look at Ringo and know perfectly well we’re not supermen.
『記者:10代の女の子からの(ビートルズへの)熱狂に、どう思いますか?
ジョン:自惚れそうになった時は、リンゴを見ると、ああ、僕たちはスーパーマンじゃなかった、って思えるよ。』
もちろん、これもジョークです。イギリス式のジョークってちょっとブラックなものが多いのも特徴かもしれませんが…。こんな風に、メンバーがジョークを言う時なんかに、リンゴが登場することが多かったようです。
ちなみに!
“Interviewer:Is Ringo the best drummer in the world?
John: Ringo isn’t even the best drummer in the beetles.
記者:リンゴは世界一のドラマーだと思いますか?
ジョン:リンゴはビートルズで一番のドラマーですらないよ。
というやりとりも有名ですが、これは音源が存在しないため、本当にジョンの名言であるかどうかは分からず、疑わしいところだそうです。
これに関しては今の所、実際にジョンが言ったものではなく後々の創作という線が濃厚のようですよ。
メンバー全員と繋がり続けたリンゴ
娘さんからジョンまで、
「え!リンゴの扱いひどくないですか?」
って感じですが、まさにこれは、そういうことを言い合える仲だっていうことですよね。リンゴが優しいからこそ、言えることでもあると思います。こんな部分も、リンゴ スターの魅力のようです。
そんなリンゴは、その低音の優しい声を生かして、80年代、機関車トーマスのナレーターもしていたそうです。
そして、晩年、ビートルズ解散後も、メンバー全員:ポール、ジョン、ジョージとずっと繋がり、友人関係を保ち続けた唯一の人物だそうです。
特にジョージには、一度、自身の最初の奥さんと浮気をされてしまったそうですが…!それでも、その後もずっと仲が良かったようです。
さらに、ジョン レノンが亡くなった時には、リンゴだけが、奥さんのオノ ヨーコさんを慰めに、すぐにヨーコさんの元に、飛行機で駆けつけたとか。
ずっとメンバーを“Brothers”=兄弟として考え、”I miss my brothers(皆が恋しい)”と言い続けている。
そんな心の優しさも、Ringo Starrの大きな魅力の一つようです。
“Yellow Submarine”を聴くと、その声からも伝わってきます。
最後に
ビートルズのメンバーひとりひとりは、それぞれ魅力的ですが、今回はリンゴに迫ってみました。
ちょっと心が温かくなるような、優しい人だなっていうのが伝わってきますね。リンゴがボーカルをつとめる”Yellow Submarine”が、明るく楽しい気分になってしまう曲で好きだったので、それくらいの印象しか最初はありませんでしたが、知るうちにどんどんファンになりますね。
また今改めて、ビートルズの曲を聴いて楽しみたいと思います。