薮から猫

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too〜to構文(〜なので〜できない) の使い方を名言で覚える!

      2019/02/13

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中学英語で習うtoo~ to… 構文。基本的な意味としては「~なので…できない」

notとかneverのように、否定の意味の単語が入っていればまだ分かるものを、そういうのが入っていないのに「~ない」という否定的な意味になるのがtoo…to 構文のポイントというか、気をつけるべき部分ですよね。

中学では、このtoo-to構文を「so ~that ~can’t」を使う文 に変える、なんて文法問題がよくテストに出るそうです。
確かにテストで見た覚えがあります〜。

この書き換え問題なんかも、文章の「意味」が分かれば良い話ですよね。
とにかく、「too…to」の使い方に馴染んで、慣れてしまえば良い。

ということで、

to…to構文が、実際にどのようにネイティブに使われているのか、内容も面白いなと感じる名言、例文を3つ、まとめてみました。

まずは前向きなこちらの名言。

 

“You are never too old to set another goal or to dream a new dream.”

『新たな夢を描いたり、目標を立てるのに、年を取りすぎているなんてことは、決してない。』
― C.S.Lewis(ナルニア国物語の作者!)

もう少し意訳をすると、後半部分は「年なんて関係ない」という風にも訳せますね。

この文は、too to構文にNEVER(否定)が入っているケース。

ではもし、この文にneverが入っていなかったら、どういう意味になっているかというと…?

”you are too old to set another goal or dream a new dream.”
あなたは年を取りすぎているから、新たな夢や目標を描けない

あらま。
この世のものとは思えないくらいのSUPERネガティブな言葉になってしまいました。
これだと、名言でもなんでもないですよね。
「どうしたかな、Lewisさん、なんか嫌なことあったのかな?」って心配になるレベルです。
あの世界的に有名なファンタジー作家、人々に夢を与える「ナルニア国物語」の作者が、こんな後ろ向きなことを言うわけないと。

「NEVER」が入って、打ち消し、これとは全く逆の前向きな意味になっています。

新しく夢を描くのに年なんて関係ない。
年を取りすぎてるなんてことは決してない、と。

年なんて関係ない。
「偉人」と呼ばれる人は、年齢なんて全く関係ない、と言う場合が多いです。
ということは、やはり年齢なんて気にしないことが、何かを達成する鍵なのかも!年齢なんて関係なくどんどんトライしたいです。
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次はこちら。

“When the sun is shining I can do anything; no mountain is too high, no trouble too difficult to overcome.”

『太陽が輝いていれば、何でもできる。
高すぎる山なんてない、克服できない試練なんてない。』
ー Wilma Rudolph
(「黒い真珠」の異名を持つアメリカの陸上競技選手)

no trouble too difficult to overcome.
noがついているので、これも否定文になっています。1つめの名言と表現的に似ています。
overcome = 克服する、乗り越える

調べてみましたら、この名言の主、Wilma Rudolph(ウィルマ ルドルフ)さんが、すごいですよ。

なんとスラム街の貧しい家庭に、体重2kgの未熟児として生まれ、4歳の時に猩紅熱と肺炎の合併症にかかり、左足の小児麻痺で歩けなくなったにも関わらず、80km先の病院まで毎週2回通い、足のマッサージを続け、少しずつ歩けるようにリハビリし、12歳でついに完治させ、それでいて、陸上競技でオリンピックに出るまでになり、100m走の世界新記録も作ってしまったという方だそうです…。

克服できない試練なんてない!この言葉にすごく重みがあります。
凄すぎます。見習いたいです〜。

そして最後は、「I have a dream.」のスピーチが有名な、人種差別と闘った、キング牧師の言葉です。

“I have decided to stick with love.
Hate is too great a burden to bear.”

『愛と共に生きると決めた。憎悪という荷は、あまりにも重すぎる』
ー Martin Luther King. Jr. (キング牧師)

すごい…。

すごすぎます。

私は、「感動する英語!」という本で、このキング牧師の英語のスピーチを読んで、完全に泣きました。涙が止まりませんでした。もし英語に興味が持てない、モチベーションが上がらない中高生がいたら、このキング牧師のスピーチを英語で読んでみてほしいと言いたいです。

英語を学ぶだけじゃなくて、その内容から本当にいろんなことが学べます…。英語が理解できること、勉強することの面白さを改めて感じさせてくれるはずです。

では、文法の話に戻ります。

英語的には…2行目は、「憎悪という重荷には、耐えられない。」という風にも訳せます。

そして、1行目には、「stick with love.」という表現が出てきています。

ところで、この「stick」という表現、覚えにくくないですか?
日本で習ったstickは、「棒」のイメージしかない!という方も多いのでは。

私はこれが、すごく覚えにくかったです。
ですから、「stick with」に関しては、最初に「sticky」という形容詞を先に覚えてしまうことをおすすめします。
stickyは、=「粘り着く,くっつく, ねばねばする」という意味。

it’s sticky.(ねばねばするわ)みたいに会話でもよく使われますから、覚えておくと便利です。

この「sticky=くっつく、ねばねばする」というのを先に覚えておくと、
「stick with」=「~にくっついて離れない、~を手放さない、~にこだわる」という意味になる、というのにも納得がいきます。
イメージも掴みやすく、覚えやすくなりますよ。

だから1行目は、「愛を選ぶ、愛を信じる、愛を手放さない、と決めた。」
色んな訳し方ができますね。

さて、2行目Hate is too great a burden to bear.で、too to構文が出てきます。

too great a burden =重荷
bear=耐える、我慢する

憎しみは重荷すぎて、耐えられない。

深いですね…。

学校では、too to…構文を学ぶ際に、「this bag is too heavy to carry.(このカバンは重すぎて運べません)」のように、大して中身のない例文ばかりがでてきますから、ちょっと、英語がつまらなくなってしまいますよね〜。

英語は言葉で、あくまでコミュニケーションの「道具」「手段」ですもんね。

そこから何が伝わってくるか、その内容、中身がとっても大切。
どんな意味なんだろう?すごいな!好奇心を持って、感動しながら勉強できることが一番大切だなと、つくづく思います。

英語が理解できれば、それだけ世界中の情報を知ることができますしね!がんばろう。

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