偉人や有名人の前向きな名言が知りたい!探している。
という方へ、偉人が語った前向き英語名言を紹介していきます。
- 「ゆっくりで良い!一歩ずつ」編
- 「成功するには」編
- 励まされる!「力強い」名言編
この記事を書いているのは、留学経験あり翻訳者。
英語力としては、TOEFL iBTの点数をTOEICに換算すると965点くらいです。
(最近は全然テストを受けていないので、変動があるかもしれませんが…)
そんな英語好きが、前向きな英語名言をまとめていきます。
単語や表現の解説も少し入れています。
偉人の前向きな英語名言まとめ
それでは、早速見ていきます。
「ゆっくりで良い!一歩ずつ」編
その1.
It does not matter how slowly you go as long as you do not stop.
― Confucius
『歩みを止めない限り、どんなに進むのがゆっくりでも問題ない。』』
この言葉は、孔子の言葉です。
春秋時代の中国の思想家で、儒家の始祖ですね。
→as long as「~する限り」
ちょっと焦ってしまう時は、深呼吸して、ゆっくり落ち着いてやれると良いですよね。
その2.
You simply have to put one foot in front of the other and keep going. Put blinders on and plow right ahead.
― George Lucas
これは、アメリカの超有名映画監督、ジョージ・ルーカスさんの言葉です。
「スター・ウォーズ」シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズなどで世界的に知られていますね。
大人気シリーズの監督、ジョージさんは何を言っているんでしょう?
訳してみます。
『単純に、片方の足を前に出すことを続ければ良いんだ。
目隠しをして、まっすぐ前を目指して。』
単純に、片方の足を前に出す、歩き続けることだけ。
そんな風にして進み続けたからこそ、監督は数々のヒット作を生み出すことができたんでしょうか。すごいな~。
その3.
Start where you are. Use what you have. Do what you can.
― Arthur Ashe
『今、いる場所から始めよう。
今、ある物を使って。
今、自分にできることを。』
アメリカの有名テニス選手、アーサー・アッシュさんの言葉です。
今自分に出来ることから始めれば良い。
掃除かもしれないし、寝ることかもしれないし、休むことかもしれないし。
単純に、何でも今出来ることから!ってことですよね。
その4.
Step by step and the thing is done.
― Charles Atlas
『一歩ずつ進めば、事が進む。』
→ the thing is doneなので、「事が終わる」とか、そんな風にも訳せます。
この言葉は、1892年に生まれ、1972年に亡くなったイタリア系アメリカ人のボディービルダーの方の言葉です。
当時からボディービルダーってあったんですね…先駆け的存在でしょうか。
あれだけ筋肉を鍛えるには、相当の努力をされたでしょうが…
一歩一歩進んでいけば良いと。
う〜ん、説得力があります。
成功するには編
その5.
If you fell down yesterday, stand up today.
― H. G. Wells
『昨日転んだのなら、今日起き上がれば良い。』
これ、イギリスの小説家の方の言葉です。
昨日失敗をしたなら、今日立ち上がれば良いんですね。
その6.
In order to succeed, we must first believe that we can.
― Nikos Kazantzakis
『成功するためには、まず出来ると信じなければならない。』
ギリシャの小説家、詩人、政治家の方の言葉です。
まずできるって確信することが大切!
第二次世界大戦を生き抜いた力強い名言編
その7.
If you’re going through hell, keep going.
― Winston Churchill
→ go through = 体験、経験する
『今、地獄を味わっているのなら、進み続けろ。』
その8.
Never, never, never give up.
― Winston Churchill
『絶対に、絶対に、絶対に諦めるな。』
この二つの力強い名言は、ともに1940-1945と1951-1955、二度に渡ってイギリスの首相を務めた、ウィンストン・チャーチル元首相のものです。
『鉄の女』との異名を持つ有名なサッチャー元イギリス首相も、このチャーチル元首相を非常に尊敬していて、彼から強い影響を受けたと話していたそうです。
2017年、『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』として映画も制作されました。
「地獄にいるのなら、諦めず進み続けろ」だそうです。
いろんな経験をした人の言葉ですから、すごく重みがあります…。
身が引き締まります。
「大丈夫だよ」編
では最後は、喜劇王、チャップリンさんの名言で締めさせていただきます。
wikipediaによりますと、
チャップリンには、ご両親が早くに離婚された後、お母さんが精神病院へ入院され、お父さんがアルコール中毒で亡くなられ…孤児院などを転々とし、10歳頃からすでに生きるために、あらゆる職を転々としてやっと生きてこられた…という生い立ちがあるそうです。
凄まじい半生ですね。
喜劇王がそんなに苦労をして生きてこられた方だとは…
そんな苦労をされた方だったと知る前と後では、チャップリンを見る目が変わりますね。
一気に言葉に重みが増します。
そんな大変な苦労をされ、生き抜かれた、チャップリンの言葉が、こちらです。
その9.
Nothing is permanent in this wicked world – not even our troubles.
― Charlie Chaplin
『こんなひどい世界で、永遠に続くものなんて無いんだよ。
… 我々のトラブルでさえね。』
→ permanent=永久的な、永遠の
本当に大変な苦労をされてきているのに、こういう言葉を言うんだから。
「トラブルですら、永遠には続かない、一時的なものだよ」と。
お茶目で秀逸な一言ですね…。
以上、偉人の前向きな英語名言まとめ10選でした。
ちょっと一息つきたい時に、前向きな名言を思い出して初心にかえってみてはいかがでしょうか。