有名なことわざを英語で言うと?まとめ10選

名言

有名なことわざって英語でなんて言うんだろう?

こんなお悩みを解決します。

本記事の内容
有名なことわざ11選

    1. 時は金なり
    2. 郷に入れば郷に従え
    3. ペンは剣よりも強し
    4. 急がば回れ
    5. 鉄は熱いうちに打て
    6. ローマは一日にして成らず
    7. 覆水盆に返らず
    8. 隣の芝生は青い
    9. 塵も積もれば山となる
    10. 習うより慣れろ

この記事を書いているのは、留学経験ありの翻訳者。
英語力としては、TOEFL iBTを受けて、TOEICに換算すると965点くらいです。
そんな英語好きが、誰でも聞いたことがあるようなことわざについて、英語でなんて言うんだ?というのをまとめていきます。

有名なことわざを英語で言うと?まとめ10選

あの有名なことわざ(Proverb)は、英語でどうやって言うんでしょう?

日本語でも、会話の中でことわざが使われることがありますよね。
日本語だったら良いですが、英語の会話の中で、突然ことわざが出て来た時、全く意味が分からない…!と焦らないためにも…。

有名なものは知っておくと良いです!

ということで今回は、日本でもよくきく、有名なことわざばかりを集めてみました。

1. 時は金なり

簡単なものからいきましょう。これは、

1. Time is money.

英語的に、そのまんまですっごく簡単ですね。
簡単な単語しか使われてないし、文法もいたってシンプル。

意味もすごく分かりやすい。
時間を無駄にしないようにしたいですね。

2. 郷に入れば郷に従え

その土地や環境の習慣や、やり方に従うのが良いという意味の有名なことわざです。これは英語で?

2. When in Rome, do as the Romans.

→ When (you are) in Rome, という感じで主語を補うと意味が分かりやすいですね。

do =「する」
as =「~のように」:asはとても意味の多い言葉ですから、色んな文章を読んで覚えていくと使い方が覚えられて良いです。
直訳すれば、「ローマに居る時は、ローマ人のやり方に従え」。

3. ペンは剣よりも強し

言葉には武器以上の影響力があるという意味のことわざ。
言葉の影響力を知った上で、ちゃんと選んで使いたいですね。
こちらは英語で言うと…

3. The pen is mightier than the sword.

比較級の文章(主語+動詞+比較形容詞+than+目的語)が使われています。

mightierは、「mighty=強力な、偉大な」という形容詞の比較級の形。mightierのier、スペル間違いに注意が必要な単語ですね。

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4. 急がば回れ

どんどんいきましょう。
こちらは、「慌てすぎると、ミスをしてしまうよ」ということわざですが、これは英語で?

4. Haste makes waste.

Haste=名詞:急ぎ、慌てること。
waste=名詞:ごみ、無駄。

hasteとwasteで音がとても似ています。
韻が踏んでありますね!

5. 鉄は熱いうちに打て

鉄は熱いうちに打たないと固くなってしまうから…
タイミングを外すな!待ちすぎるな!という意味ですよね。

5. Strike while the iron is hot.

strike=打つ
the iron=鉄

シンプルな構造でとっても分かりやすい構文です。そのまんま。

ちなみに、日本語の「鉄は熱いうちに打て」には、「精神が柔軟な若いうちに教育しろ!」という意味もありますが、英語ではこの使われ方はしないようですから、注意です。

6. ローマは一日にして成らず

長年の努力の積み重ねがなければ、大きなことは成し遂げられない。という意味のことわざですね。

6. Rome wasn’t built in a day.

受動態=主語+be動詞+過去分詞形(+by 誰によって)の形の文章ですね。
「by~」以下部分は省略されています。by以下はこんな風に、省略されることが多いですね。

builtは、build(建てる、造る)の過去分詞形。不規則変化をする動詞ですから、スペルがちょっとややこしいですが、このことわざと一緒に覚えてしまえそうです。

7. 覆水盆に返らず

一度してしまった失敗は取り返しがつかない、嘆くことに意味はない。という意味のことわざです。これは英語で?

7. It’s no use crying over spilled milk.

it is no use 動詞ing=~しても無駄
Cry over~ = ~(が原因で)泣く、~を嘆く

色んな表現が覚えられて良いですね。

直訳すると、「こぼれたミルクを嘆くなんて無駄だ」という風になります。
日本では「水」ですが、英語だと「ミルク(牛乳)」になるのが面白いですね。

8. 隣の芝生は青い

人のものは何でもよく見えるもの、という意味のことわざですね。

8. The grass is always greener on the other side of the fence (hill).

on the other side =向かい側、反対側、対岸
hill=丘
fence=塀、垣根

英語では、最後の部分で、「hill」が使われる場合も、「fence」が使われる場合も両方あるようです。
細かいことは違っても基本的には同じですよね。

さらに、of~以下が省略されてただThe grass is always greener on the other side.と言われることもあります。

9. 塵も積もれば山となる

9. A penny saved is a penny earned.

A pennyは、ペニー。イギリスのコイン、お金の単位です。

A penny saved=1円を節約すること
a penny earned=1円の儲け
earn=得る、稼ぐ

これ直訳すると、少し意味が違う感じもしますが、少しずつでも貯めていけば山のように大きくなる。
英語では、「少しずつ節約しよう」っていう感じのニュアンスになっていますね。

10. 習うより慣れろ

言葉で色々考えて習っていくよりも、実践して経験して慣れていくことが近道だよ!という意味ですね。

10. Practice makes perfect.

practice=練習、実践

この文章、目的語が省略されているのでは?文法的にどうなの?と思われる方も多いかもしれませんが…確かに。

ただこれは、あんまり細かいことを気にせず、こういう表現の言葉なんだと、そのまま覚えてしまった方が良さそうです。
海外ドラマで、登場人物がこの言葉を言っていたのを聞いたことがあります。
覚えて使ってしまおう。

おわりに

以上、日本語でも有名な、よく知られている英語のことわざを10、見てみました。どれも有名なことわざばっかり。

英語で言うと微妙に言い回しが違って面白いですね。それと、日本語の方のことわざにはもっと意味がある場合もあったりして、完璧に同じではない時もあるかもしれませんが、文脈やニュアンスからしっかりと意味を理解していけるといいですね。

こういった有名なことわざは、会話の中でよくそのまま使われたりすることも多いですから、覚えておいて損はなさそうです。

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