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伝説バンドQueenのかっこいい曲3選とエピソード

      2020/10/30

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Queenのかっこいい曲とエピソードを知りたいな。

と思われている方の疑問を解決します。

本記事の内容

  1. Bohemian Rhapsody(ボヘミアン•ラプソディー)
  2. Radio Gaga(レディオガガ)
  3. Somebody to love(愛にすべてを)
  4. おわりに

この記事を書いているのは、留学経験あり翻訳者。
60-80年代の洋楽が好きで、Queenももちろん大好きです。
そんな洋楽好きが、Queenのかっこいい曲3選: Bohemian Rhapsody, Radio Gaga, Somebody to Loveと、そのエピソードについて、簡単にまとめていきます。

Queenのかっこいい曲3選とエピソード

Queenの曲は基本どれもかっこいいのですが、その中から今回は3曲選びました。

かっこいい曲1. Bohemian Rhapsody

2018年に公開された映画のタイトルにもなった「Bohemian Rhapsody」
(ボヘミアン•ラプソディー)。

日本でも有名なこの1曲は、1975年に発表されました。

Queenの独特の世界観とセンスが光る曲ですよね。こんな曲を作れるのは、Queenだけですね!本当に。

さて、野暮かもしれませんが、この曲の歌詞について。

歌詞を書いたのは、Queenのボーカル、
Freddie Mercury(フレディ•マーキュリー)。
フレディはカリスマ的人気を誇っていましたが、91年、HIVによって45歳で亡くなった、クイーンのまさに伝説の人物です。

時が経っても色褪せることなく、今でも多くの人が虜になっていますよね。

そんなカリスマによって書かれた「ボヘミアン•ラプソディー」は、何を意味しているのか?

というのも、
この曲は「ママ、人を殺してしまった」という衝撃的な歌詞から始まります。
意味深ですよね~。

そんな意味深な歌詞が多くの憶測を生びました。
今でもこの曲の歌詞は、Queenの謎の一つとされています。

が。
Queenのギタリスト•Brian May(ブライアン メイ)と、ドラマー•Roger Taylor(ロジャー タイラー)は、Queen Videos Greatest Hits DVDのインタビューの中で、このように話されたそうです。

“What is Bohemian Rhapsody about, well I don’t think we’ll ever know and if I knew I probably wouldn’t want to tell you anyway, because I certainly don’t tell people what my songs are about. I find that it destroys them in a way because the great thing about about a great song is that you relate it to your own personal experiences in your own life.(中略)

I think it’s best to leave it with a question mark in the air.”

訳してみますと…

ボヘミアンラプソディーが何を意味する曲なのかは、これからも誰も知ることがないだろうね。
もし僕が今、答えを知っていたとしても、話したくないね。
僕は、曲が何を意味しているのかを、皆に話さないんだ。
素晴らしい曲が、なぜ素晴らしいか、それは聞く人が、自分の人生の経験や感情に関連付けて、その曲を感じられることだと思う。

だから、僕が曲の意味を話してしまえば、ある意味、曲を壊してしまうことになると思うんだ。(中略)
曲が何を意味するのか、謎は謎のままにしておくのが、ベストだと思うよ。

はい!ただ、じっくり聴かせて頂きます(正座)。

謎めいているからこそ魅力的であることもありますよね。
あまり考えずに感じていきましょう。
謎めいていて、情熱的な、そんな、なんとも言えない訴えかけてくるような、Queenの素晴らしい1曲です。

かっこいい曲2. Radio Gaga(レディオガガ)

1984年にリリースされた1曲。
アメリカの有名な歌手、レディー•ガガの名前が、この曲から付けられたことでも有名な1曲ですね。

この曲は、Queenのドラマー、Roger Taylorによって、当時同じ曲ばかりかけていた商業主義のラジオ局への批判をこめて作られた1曲だそうです。
かっこいい。

Songfacts.comによると、曲のタイトルは、当初「Radio Gaga」でなく、「Radio Caca」だったそうです。

これは、Taylorのフランスの血の引く息子が、”Radio was bad!”と言おうとして、”radio, CACA!”と叫んだ、それが頭から離れなかったところからだと。

しかし、他のメンバーの反対にあい、ラジオを批判する意味の「ca-ca」から、褒める意味の「Gaga」へ変更になった…と。

…ということは、もし、これがこのままcacaだったら、レディーガガの名前は、レディーカカになっていたのかもしれませんね。

ラジオファン、ラジオ関係者の方々にも、ラジオに関係ない人にも聴いて頂きたい、熱いメッセージソングです。
曲自体の音が楽しくて、耳に残ります!

1985年のライブエイドの映像でも歌われていましたが、ものすごく感動的でしたね…。

かっこいい曲3. Somebody to love(愛にすべてを)

1976年にリリースされた1曲です。
映画「ボヘミアンラプソディ」では、一番最初にかかりました。
良かったですよね~~。

ゴスペルとコーラスが印象的なこの歌は、Queenのボーカル、Freddie Mercury(フレディ)によって書かれた曲で、フレディ自身、作った沢山の曲の中でも、かなりお気に入りの1曲であったと言われています。

歌詞を聴くと…Songfacts.comによると、歌詞の内容は「毎日真剣に働き、頑張っているのに、どうして愛を見つけられないのかと、神に呼びかけ、助けを求める」そんな内容になっています。
しかし、曲の最後には…?Songfacts.comより、引用させていただきます。

At the end of the song, he finds hope and decides he will not accept defeat.

曲の最後には、彼は希望を見つけ、諦めないことを決める。

希望を見つける。
魂の叫びのような、そんなフレディの力強いボーカルが心を揺さぶります。

聞いていると、希望や力が湧いてくる曲ですよね。

余談ですが、この曲、Wham!の一人だったジョージ・マイケル(George Michael)のバーションもとても良いです。
多くの有名アーティストにもカバーされる、名曲です。

おわりに

この3曲が入っているのは、映画「ボヘミアンラプソディ」のサウンドトラックCDです。
Queenのアルバム「Jewels」にも入っていて、このアルバムも最高なのですが。

このサウンドトラックCDの良いところは、Live Aidでのライブ音源もたっぷり入っているということです。

CD初収録だという「Love of my life」のライブ音源も圧巻です。
観客が一斉に歌い出した…という、あのライブの音声ですね。
これも、もう、良かった。すごく良い…。

それに、「Don’t stop me now」等は、「revisited」と書かれてことからもわかるように、また違ったバージョンのものみたいです。
Don’t stop me nowも良いですよね~。本当に楽しくなってしまいます。どんなバージョンでも全部良いです。笑

そして、このサウンドトラックCDの最初に入っているのが、「20th Century Fox」ファンファーレ。

映画「ボヘミアンラプソディ」を見た方なら、映画が始まる前の映画のファンファーレを聞いて、「おやっ」と思った方も少なくないはずです。
後から調べてみると、やはり!
Queenバージョンのファンファーレだったんですね。QUEENのメンバーの一人、ブライアンのアイディアで録音されたそうです。
メイのギターとロジャーの独特なパーカッションの音に注目。
今から音楽が始まるよ!という気持ちが高まります。

そんなこんなで、サウンドトラックも良かった、映画も良かったです。

本当に、「今!楽しんでる!」って爆発しそうな楽しさというか、弾けるような力みたいなのが、Queenの音の魅力の一つですよね。
やっぱりQueenは良いですね!
以上、かっこいいQueenの曲3選と、エピソードについてでした。

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