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ビートルズの会話に見る!イギリス英語とアメリカ英語はスペルも違う

      2020/09/30

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イギリス英語とアメリカ英語って、発音やアクセントなども違いますが、同じ単語で、スペルが違うものが多くありますよね。

ここに関連してなのですが、the Beatles(ビートルズ)は、イギリス出身の伝説的バンド。

すごく王道ですが、ビートルズが好きなので、少しリサーチをしていましたら、面白いエピソードがありました。

1965年、ビートルズのメンバー、ポール•マッカートニー(Paul McCartney)リンゴ•スター(Ringo Starr) が、ビートルズの月刊誌の為に、お互いにインタビューし合っていた時のひとこま。

イギリス人で、もちろんイギリス英語のPaulが、アメリカのファンのために、一生懸命アメリカ英語を話そうとしているんです。

で、Ringoが「それ、全然アメリカ英語に聞こえない」と指摘します。

「まあ、(アクセントのことなんて)本で読む分には誰もわからないでしょ」と言い返すPaulに、「じゃあそのままアメリカ英語で話し続けたら」と返すRingo。

その後のやり取りが以下です。

Paul: Okay. It’ll be finished by the middle of May and it will be made in colour.

Ringo: There you are. I told you they’d be able to tell.

Paul: How do you mean?

Ringo: I distinctly heard you say c-o-l-o-u-r instead of c-o-l-o-r.

これ、どういう意味かっていうと…。Paulの最初の1行は映画の宣伝についてですね。

それをアメリカ英語で話したPaulに、「ほら、だから、分かっちゃうって」というRingo。「どういうこと?」とポールが聴くと、「今、’COLOR’を’COLOUR’って発音しただろ」って言う訳です。

ユーモア!!

イギリスーアメリカ英語の違いの分かる、面白い会話の例です。

ここでは COLOR(色) の単語のスペルの違い、が話題になっています。アメリカ英語では、「COLOR」と書きますが、イギリス英語では「COLOUR」と書きますから。

アメリカン英語にするんだったら、Colorって言わなきゃいけないのに、今、Colourって言っただろ。だから、文章でも、アメリカ英語じゃないって皆に分かっちゃうぞ。っていう、ジョーク。お茶目な会話です!

こんな風に、ユーモアあふれる会話も、ビートルズの魅力の一つだな〜。

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英米で単語のスペルも違う

この会話からも分かるように、英米でスペルも結構違いがあります。例を挙げると…

(英) (米)

Realise Realize

Centre Center

Favourite  favorite

などなど、検索してみるだけで、たんまり出てきます。

日本の教育ではアメリカ英語が主流ですから、イギリス英語の方が馴染みが薄い人が多いですよね。

私はイギリス英語とアメリカ英語の違いを大して知らずに、扉に大きく「English Centre」と書いてあるのを見て、え〜!ネイティブでもこんな基本的な単語のスペルを間違えるのか?!と仰天しました。

教えてあげなきゃ!これスペル間違ってる!!と変な使命感を燃やしていましたが、すぐに、あ、イギリス式のスペルでは正解なのか。とわかりました。

危うく恥をかくところでした。危ない危ない。笑

PCでワードを開いて、文章を買いても、英語の入力が「アメリカ英語」に設定されてると、Realise 、と書こうものなら、ガッツリ赤線で訂正が入ります。「間違ってるぞ」と。colour も、ガッツリ赤線。でも、イギリス英語ではしっかりと通用するので、ご安心を。

英語って、面白いです〜!ややこしくて!笑

ビートルズの会話など、好きな有名人のことだったら興味を持てるし、そういうことと関連させて勉強できれば、モチベーションが上がるし参考にできるし、良いですよね〜。

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