英語what ifの意味と使い方【例文5つ】
2020/10/26
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what ifの意味や使い方を知りたいな。例文を読みたい!
こんなお悩みを解決します。
例文を見ながら、what ifの意味と使い方をそれぞれ、理解できるようにしていきます。
本記事の内容
- what if 「~したらどうなるだろう?」例文
- 「たとえ~でも(かまうもんか)」
- まとめ
この記事を書いているのは、留学経験ありの翻訳者。
英語力としては、TOEFL iBTの点数をTOEICに換算すると965点くらいです。
そんな英語好きが、what ifの意味、使い方と用法をまとめていきますね。
英語what ifの意味と使い方【例文5つ】
まず、what ifの基本的な意味からいきましょう。
一言でいうと、what ifは、問いかけをする時に使えます。
「こうだったら、どうしよう?ああだったら、どうする?」など。
仮定した上で、問いかけをするような感じでしょうか。
しかも、文法的にwhat ifはとっても簡単です。
覚えてしまえば使いやすいのが、what ifですよ~。
まずは主な意味から見ておきます。
- 「~したらどうなるだろう?」
- 「たとえ~でも(かまうもんか)」
基本的には、1の「~したらどうなるだろう?」を覚えておけばOKです。
意味や使い方が分かりやすいように、早速例文を見ていきます。
「~したらどうなるだろう?「どうだろう?」
例文1.
What if you gave someone a gift, and they neglected to thank you for it – would you be likely to give them another?
Life is the same way.
In order to attract more of the blessings that life has to offer, you must truly appreciate what you already have.
― Ralph Marston
アメリカの作家の方の言葉です。
ちょっと長いので、後半は割愛気味に、What ifの部分を見ていきましょう。
what ifが文頭に使われています。
「どうだろう。あなたが誰かに贈り物をしたとして」
②and they neglected to thank you for it
「彼らがありがとうも言わなかったら。」
=『あなたが誰かに贈り物をしたとして、その誰かがありがとうも言わなかったら、どうだろうか。』
What ifの後から長い一文になっています。
こんな風に、what ifを使うと仮定の問いかけ話ができるのですが、普っ通~に文章を続けてしまって大丈夫です。
wouldやらcouldやら、必要ないですよ!嬉しいですね。
ちなみに、この言葉の残りの訳(グレー文字の部分)はこんな感じです。
『あなたが誰かに贈り物をしたとする。
その誰かが、ありがとうも言わずに無視したら、どうだろうか。
あなたは、他のものを再び贈りたいと思うだろうか?
人生も同じだ。
人生が与えてくれる恩恵を、より多く惹き付けるためには、今すでに持っているものに心から感謝しなくちゃいけない。』
良いこと言いますね…!
→ In order to= ~するために
例文2.
What if everything is an illusion and nothing exists?
In that case, I definitely overpaid for my carpet.
― Woody Allen
アメリカの映画監督、ウディ・アレンさんの面白い言葉です。
ウディさんは、「ミッドナイト・イン・パリ」や「それでも恋するバルセロナ」「マンハッタン」など、数多くの映画を手がけた監督です。
順番に訳して見てみましょう。
「全てが幻想で、何も存在しないとしたら、どうなるだろうか?」+
② In that case, I definitely overpaid for my carpet.
「もしそうだとしたら、僕は間違いなく、カーペットにお金をかけすぎた。」
→ In that case=もしそうなら、その場合は
→ overpaid=払いすぎる
→ definitely= 明確に、間違いなく、確かに
高いカーペット買ったんですね…笑
こんな風に、what ifは、後に続く文章を疑問文にせずとも、ただ頭につけるだけで、「~だったらどうだろうか」という意味にしてくれる、とっても使いやすい言葉です。
この例の場合、what ifの後に続いているのは
“everything is an illusion and nothing exists”
普通の肯定文ですね。
これにwhat ifがつくだけで、意味ががらっと変わります。
what ifって便利ですね!
例文3.
People always tell me I’m going to regret not having kids.
But what if I have one and then I regret having it?
Has anyone thought of that option?
― Karl Pilkington
これは、イギリスの作家でコメディアンの方の言葉です。
何を言っているのか、見てみましょう!
① People always tell me I’m going to regret not having kids.
「皆僕に、いつか子供を持たなかったことを後悔するぞ、といつも言う。」
② But what if I have one and then I regret having it?
「でも、僕が子供を持ったとして、それから子供を持ったことを後悔したとしたら、どうなるだろう?」
③ Has anyone thought of that option?
「誰か、この意見については考えたことある?」
→ Has anyone thought of that option?は、「~したことがある?」という、経験の意味で使われている現在完了の文ですね。
ばっちり、what ifが仮定の話をするのに役立っています。
こんな風に、文章の前にくっつけて使えます。
確かに、こんな風に考えたことはありませんでした。
子供を持つも持たないも、いろんな人がいて面白いですね。
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例文4.
What if you’re living your life by the ‘shoulds’ and you’re not really living your life?
― Chris Noth
アメリカの俳優、クリスさんの言葉です。
これ、前半にも少し文章があるのですが、割愛させていただいています。
背景として、クリスさんが「社会には、『こうすべきだ』という暗黙のルールがある」ということについて語られた後に、この言葉を続けられていました。
訳してみます。
① What if you’re living your life by the ‘shoulds’ +
「どうだろう。あなたが「〜すべき」に沿って生きていて」
② and you’re not really living your life?
「あなたの人生を本当には生きていないとしたら」
=あなたが「~すべき」に沿って生きていて、自分の人生を本当には生きていないとしたら、どうだろうか?
社会の暗黙のルール、「すべき」であることに沿って生きているだけで、自分の人生を本当に生きていないとしたら…。
深い投げかけの文章となっています。
さて、いくつも例文を見て来ました。
こういう風に、「~だとしたら、どうだろうか」と仮定しつつ疑問を投げかけたい時に使えるのですね。
what if は便利
ちなみに、英語で検索する時にもwhat ifはとても便利です。
例えば、「痩せたいな、お米食べるのやめよっかな。でもお米食べるのやめたらどうなるんだろう。」と思っている人がいるとします。
その人が、じゃあどうなるのか、調べてみよう!と思った時、役に立つのが「what if」です。
こんな風に検索できます。
=『お米を食べるのをやめたらどうなる』
こんな風に、パソコンやスマホで色々調べたい時にも使える表現です。
便利な表現なので是非使ってみてください。
「たとえ~でも(かまうもんか)」
最後に、一応こういう意味もあるので、この意味に簡単に触れておきます。
が、こちらの方が稀な使い方です。
What ifにはこういう意味もあるんだ、と覚えておくと良さそうです。
ということで、例文を一つ挙げておきます。
例文5.
「たとえ失敗しても、かまうものか!」
とってもシンプルですね。
まとめ
以上、例文を見てきましたので、最後に簡単にまとめておきます。
What if + 文章
「~したらどうなる?」
仮定、問いかけの話が手軽にできる表現。
例: What if everything is an illusion and nothing exists?
全てが幻想で、何も存在しないとしたら、どうだろうか?
・英語で何かを調べたい、検索したい時にも使える
例「what if I stopped eating rice」とググる
=意味:『ご飯を食べるのをやめたらどうなる』
・「たとえ~でも(かまうもんか)」という意味もある
例:”What if I fail!”
「たとえ失敗しても、かまうものか!」
What if、文法的にも簡単な表現なので、是非意味や使い方を覚えて使っていけると良いですね!