高校生になって、英単語が全然覚えられないけど、なんか良い本ある?
という方へ、私も全く同じでしたので、英単語が覚えられない時におすすめな本を紹介します。
英単語が覚えられない高校生におすすめな本【英語学習道のりブログ】
高校生になった時、英語の授業にて学ぶ英単語の量にむちゃくちゃ驚きました。
毎週毎週、一体いくつ覚えろと?
毎週毎週容赦ないスピード。
単語帳のような教科書を渡され、毎週小テスト。
全然覚えられませんでした。
全然覚えられない!高校生で覚える英単語の量
実際どれくらいの量の英単語を高校で学ぶのか?
文部科学省の「学習指導要領」によると、高校生が在学中に学ぶべき単語数の目安は「1,800語」。
ただし、2020年度以降はそれが1,800〜2,500語まで増えたそうです。
えええ。
これ、実際どれくらいの量でしょうか?
間をとって2,000語で計算をしてみます。
高校生活1年あたりで覚える必要のある英単語は2000語÷3年間で約667語。
1年間を52週として計算すると、1週間あたりで覚える新規単語数は12.8、四捨五入して13。
1週間あたりだいたい13の新しい英単語を覚える必要がある計算になります。
毎日約2つくらい新しい英単語を覚えていけば良い計算に。
こうやって言われると、「なんだ、意外に少なく聞こえる。いけそう」と思う方も多いと思うのですが、
これ、盆も正月も入れて計算した数です。
盆も正月も英単語勉強したくないですよね。
お盆はお墓参りしたいし、お正月はコタツでみかん食べてぼ〜っとしたいです。(ステレオタイプ)
そう考えていくと…長期休暇もありますから、最低でも大体、毎週20以上ずつ覚えないといけなくなります。
これがめちゃくちゃ大変でした。
私の場合は、高校生時代、単語帳を渡され、その単語帳から出題される小テストが毎週ありました。
単語帳もすっごく無機質で、ただ単語と意味が羅列してあるだけ。
関連性も繋がりもあったもんじゃありません。
こんなん一体どう覚えろと?と毎週、途方にくれる始末。
しかも、小テストもあるから普通に毎週、プレッシャー。
それまでずっと英語に興味があったのに、高校に入ってから英語を真剣に嫌いになりかけました。
そしてその時、「みんなこんな大変なこと、どうやって乗り越えたんだ」と思いました。
普通に高校の英単語ってしれっと言われるけど、超大変なんですけど。
英単語覚えられないの、私だけ?…と。
でも、大丈夫です。
大人になってからも、意外と多くの方が英単語を覚えるのに苦労していたことを知りました。
一人じゃないですよ〜。
楽しく英単語が覚えられる本
ということで、あまりにも英単語が覚えられなかった高校生時代の私の対処法、おすすめ本は、「アルクのキクタン 英単語」。
音声ダウンロード付きの、有名な本です。
以前記憶の神殿について書いた時にも書いたのですが、記憶は自分の経験したことや、イメージ、感情、匂いなどと強く結びつくようになっていると言われています。
ということは、ですよ。
学校で渡される無機質な「単語帳」「教科書」では、もともと脳が覚えにくいんですよね。
イメージもわかないし。感情も動かないし。匂いもないし。
ただ読んで書くだけになって、楽しくなくなってしまいます。
それを防ぐのが、このアルクのキクタンです。
音声付きの本ですが、その音声では、「♪Emerge ♪現れる♪」のように、明るいお姉さんの声と発音が、軽快な音楽と共にリズムを取りながら、かなりリズミカルな感じで流れていきます。
これ、音で覚えられるので、記憶に結びつきやすいですよね。
ただ読むよりよほどマシ(なはず)。
モチベーション的にも、続けやすい。
私の場合は、自分も体でリズムを取りつつ、ノリノリで一緒に発音するようにしていました。(恥ずかしいので一人の時に)
英語を嫌いになりたくないけど、覚える単語が多すぎて、やっぱり高校生で英語が嫌いになりそう!って思っている方へおすすめです。
なんとか、目と耳と口と、体全身を使って感覚的に覚えていく方向にシフトするのに役立ちます。
そんなアルクのキクタン。
本当〜〜に多くのシリーズが出ていて、どれを選んで良いか迷います。
Basic、Advanced、Superと難易度順にもあり、私の場合は最初はBasicから入って、最終的にSuperまで買って勉強しました。
(英検対策用のものもあります。)
ただ…もちろんそれでも、覚えられない英単語もあって、大変なのは変わらなかったのですが…。
ちゃああああんと毎日音声を聴いて勉強すると、結構、覚えやすかったです。
赤シートもついているので、視覚的にも覚えやすいですし。
それと、1日あたりの所要時間が短いから、続けやすかったです。
やはり記憶するには「耳で聞きながら」というのが重要なんだと思います。
発音と一緒に覚えるというか。
ただ、音声では次の単語に移るのが結構早いので、基本的にSlowな頭を持つ私は、「ちょ、早い早い!」みたいなのは何回か(も)ありました。
リズミカルに次の単語にうつっていくので、早くて覚えられない時もあって、何度も聞きました。
そんな風に『繰り返し聞く』のが、覚えるコツだと思います。
私は、キクタンを買い、よっしゃ全部覚えるぞと、夜遅く、眠る直前にCDを聴いてから、眠ることを日課にしました。(平日のみ。もちろんサボる日もありましたが…)
英単語が覚えられないで困った時は、とにかく音(耳)を聞くとか、イメージ(目)とか、声に出すとか、全身を使って覚えていくのがおすすめです。
英単語が全然覚えられない時におすすめ
ということで、英単語が全然覚えられない時におすすめな本は、アルクのキクタンでした。
(アルクのキクタン以外で、もっと他のおすすめ本はないの?という方へは、感動する英語とハリウッドスターの英語がおすすめですので、各記事でご覧ください。)
私の友達にも、高校生になってから英語を嫌いになってしまった子が何人もいましたが…。
大人になってから「もう少しやっておけばよかった」という話をよく聞きます。
英語は道具、ツールです。
ベタな話ですが、理解できることで世界が広がりますし、会話を楽しめると「あ〜英語勉強してよかった」と思えますから…
ネットを使う上でも、英語記事を読めるのと読めないのとでは全然違いますよ〜。
高校生になると、他の科目も沢山あって、英語だけ勉強できないし、部活もあるしで本当に忙しいと思いますが、それで英語を嫌いになってしまう方が減ることを秘かに応援しています。
それで、多くの高校生の方が大人になった時、世界で楽しめていたら、素敵だなぁ…!
高校生になって英単語が覚えられない大変さはわかります。
でも決して無駄にならないですよ〜!
今日もお疲れ様です。